スキージャンプのK点越えの意味とスキージャンプ台の違い

K点はじつはドイツ語です

ジャンプ台の設計における重要なポイント

簡単に言えば、K点とは、スキーのジャンプ競技におけるジャンプ台の建築基準点のことなんです。

ドイツ語で、建築基準点を意味する「Konstruktions punkt」に由来します。

このK点は、ジャンプ台を設計する上で必要な地点で、この点を基準に斜面の傾斜が緩やかになります。

ジャンプ台では、着地斜面に赤い線が引かれています。あれがK点です。ちなみに、その手前に青い線がありますが、あれは、P点といって、標準点を意味するそうです。

ただ、標準点を越えてもあまり意味がなく、K点を超えて初めて加算されるので、やはり、みなさん、K点越えに注目するわけですね。

ジャンプ台の高さによって変わるK点

得点とも大きく関わる、重要な距離ポイント

ジャンプ台の高さによってもK点までの距離は違ってきます。ノーマルヒルで90m、ラージヒルで120mを上限にしているそうです。

現在のルールでは、飛距離点を算出する基準として扱っています。そういう意味でも、基準点なんですね。まず、1回のジャンプでK点まで飛んだら60点加算されます。

さらに、それ以上飛んだ場合はノーマルヒルなら1mを越えるごとに2点、ラージヒルなら1.8点ずつが加算され、逆にK点を下回ると、点数が1mごとに減点されます。

もともとは極限点の意味だった

いまはK点で得点が変わる

現在は、飛距離をはかる基準点ですね。そう、ドイツ語の「Konstruktions punkt」でした。

日本のジャンプ台のK点

・ラージヒル

大倉山ジャンプ競技場 K-120m/HS-134m
白馬村ジャンプ競技場 K-120m/HS131m

・ノーマルヒル

宮の森ジャンプ競技場 K-90m/HS-100m
白馬村ジャンプ競技場 K-90m/HS-98m

・ジャンプ台のサイズ別分類

ジャンプ台の分類は、テイクオフの先端からL点(着地地点の終点)までの測定距離で決定されているそうです。
・スモールヒル K点20m L点49m
・ミディアムヒル K点50m L点84m
・ノーマルヒル K点85m L点109m
・ラージヒル K点110m L点184m
・フライングヒル K点185m以上

ジャンプ競技の得点算出法

ジャンプ台のことを知ると、おもしろくなる

ジャンプ競技は、いかに遠く、そして美しく飛ぶことができるかを争う種目です。

飛距離点は飛んだ距離、飛型点は空中でのフォームや着地のテレマーク姿勢の合計点で順位を決めるわけです。

飛距離点の算出方法

飛距離点は、そのジャンプ台のK点を基準に換算します。出し方は、先ほど説明したとおりです。

飛型点の採点方法

飛型点は、5人の審判員によって採点されます。審判員は、始めから終わりまでの選手の継続した動作の中で外見の正確性、完成度、安定性及び全体の印象から採点します。

飛型審判員5人は1人の選手に対し、20点満点の減点法で採点します。そして、最高と最低を除いた3人の合計が得点となります。

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