お尻の筋肉、大臀筋より中臀筋を鍛える効果と意味

歩行を維持し、基礎代謝を上げる

お尻の筋肉ぐらいと侮るな

たかがお尻の筋肉と思いがちですが、実はとても重要な役割を果たしているんです。

まず、歩行や運動のパフォーマンスを保っていられるのもお尻の筋肉あってこその話なんです。

また、美しいボディーづくりにも重要です。お尻の筋肉のバランスが悪くなると、体が曲がり、腰が痛くなったりします。

また、大きな筋肉であるが故、基礎代謝にも影響するので、ダイエットには見逃すことのできない筋肉でもあるんですね。

大臀筋と中臀筋

大きくお尻全体を覆っているのが大殿筋です。この筋肉は、脚を後ろや横に動かすために働きます。

中殿筋はお尻の横側にあります。脚を横に上げたり、股関節を支えたりしているんですね。ここで気をつけるのは中殿筋のトレーニングです。

中臀筋の重要性に注目

バランスを保つために見逃せない筋肉

中殿筋は大殿筋と比べると小さいので、見落としがちですが、骨盤と大腿骨を固定する重要な筋肉です。

特に歩くとき、脚を上げた瞬間に股関節を固定し、骨盤が下がらないようにしているんですね。

ということは、この筋力が低下すると、歩行時に骨盤が下がってしまい、お尻を横側に突き出すような歩き方になってしまうんです。若い女性や高齢者に多く見られますね。

スポーツなどでも重要な筋肉

また、中殿筋は運動でも重要な役割を果たしています。ゴルフのスイングで、体重移動のために股関節が外に動くとき、中殿筋が弱いと股関節は外に逃げてしまうんです。

ひきしまったボディーにも中殿筋はとても重要です。お尻の脂肪組織や大殿筋が重力で下がるのを支えてくれているんですね。

また、何かをよけるといった、いざというときの動きで、踏ん張るときにも中臀筋が働きます。ということは、高齢者の転倒予防に役立つわけです。

お尻の筋肉の大切さを知ろう

大臀筋・中臀筋・小臀筋

1.身体を支える

全身をまっすぐに維持する股関節の働きをサポートします。股関節は、静止して立っているだけでも、体重の70%の上半身の重さを支えているそうです。

おしりの筋肉が弱くなると、股関節の伸展力が低下して、上半身が前に倒れます。ようするに、前屈の姿勢になってしまうんです。

2.関節を守る

生活で衝撃の負荷が股関節に集中するんですね。おしりの筋肉は股関節を囲んでいるので、上半身の重さや、歩行や飛び跳ねる動作で股関節が受ける衝撃を支えます。

膝を内側にひねろうとする外からの力に対して、ひざや股関節を守ります。おしりの筋肉が衰えると膝の関節にも負担がかかるので、歩行や階段の上り下りがきつくなります。

3.バランスをとる

おしりの筋肉が強いほど、股関節での直立保持能力がアップします。弱くなると、全身を水平に保てなくなります。

中臀筋に注目してみよう

中殿筋が衰えるとどうなるか

中殿筋が衰えていくと、直立したときに、骨盤が安定せず傾いてしまいます。これをトレンデレンブルグ徴候と言います。

中殿筋が弱くなり固くなってしまうことで、片脚で体重を支えている方へしっかりと骨盤を固定することができなくなり、足が上がっている方へ骨盤が傾いてしまうんです。

すると、直立時や歩行時の安定性が低下しバランスが悪くなったり、転びやすくなったりしてしまうんです。

中殿筋を鍛えることで、歩くときにバランスがよくなるんです。ただ、余計な力が入っていると、中殿筋の緊張によって、骨盤の動きがわるくなります。

普段あまり意識することのない中殿筋ですが、健康な日常生活を送るためにはとても大事なんです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする