インフルエンザの感染経路と予防法、空気感染しない?

潜伏期間が短いことが流行する原因

感染して3日くらいで最高レベルに

インフルエンザは、一般的な風邪に比べて発症が急激です。そして、症状も強力です。高熱や全身倦怠感など、風邪とは比べものにはなりません。

インフルエンザの症状

・強烈な悪寒、38℃以上の高熱、極度の倦怠感
・強いのどの痛みや咳
・筋肉痛や関節痛などの全身症状

飛沫感染と空気感染

インフルエンザの空気感染については、種々の説があり、断定はできないようです。しかし、何事も、絶対と言うことはあり得ません。

感染ルートを想定して、予防対策を練るのも重要な課題だと思います。

咳やおしゃべりの唾も感染源に

飛沫感染

感染者が咳をすると、インフルエンザウイルスを含んだ飛沫が周囲に飛び散ることになります。その飛沫の粒子は比較的大きいので、遠くまで届かず、1~2メートルで落ちます。

この距離以内では、周囲の人の呼吸器にウイルスが直接侵入して感染が起こることになります。また、目などの粘膜から直接侵入することもあるそうです。

空気感染の可能性は?

飛沫が空気中を飛んでいるうちに、含まれている水分が蒸発して、飛沫核という極めて小さな微粒子となり、長距離の空間を漂います。空気感染が確実な感染症は結核、水痘、麻疹の3つだけだそうです。

インフルエンザは飛沫感染する感染症です。ところが、換気が悪いと、空気中の飛沫や飛沫核が濃縮して、空気感染も否定できないという説もあります。

ようするに、空気感染そのものは可能性は低いが、完全に否定もできない、ということなのです。

学校の教室などで、換気が不十分だと、空気感染を引き起こす可能性を高めるかもしれない、ということになります。

ドアノブや扉の取っ手からうつる

接触感染

インフルエンザウイルスが環境表面を介しても伝播することです。環境表面に付着した状態でも感染力を保っているからです。

凸凹表面では8~12時間、平滑表面では24~48時間は生きて、感染力を保ちます。

手についたウイルスを目や鼻、口などに無意識にもっていくことにより、粘膜からウイルスが侵入してしまいます。

ウイルスは乾燥した環境中では長時間生きつづけるので、感染者が使用した電話やドアノブ、食器、交通機関のつり革などにウイルスが付いて、触った人にうつります。

ただでさえうつりやすい

感染を広げないことが重要

感染する危険を防ぐにはいくつかの方法があります。中には、可能性が低いものもあったり、未だ解明されていないこともありますが、安全対策にしすぎはありません。

過労を避け十分に睡眠をとることで、重症化を防げます。また、栄養と休養を十分にとることも重要です。

日頃の感染予防のためには、うがい、手洗いの励行と必要のない場合は人ごみをさけることも大切です。

鼻やのどなどを乾燥させないためには、マスクをすることや、加湿器などを使用することが効果があると言われています。

感染予防、治療効果を高める

早いうちにワクチンを接種することでかかっても重症化を防ぐことができるといわれています。

感染したら、抗インフルエンザウイルス薬を用いることで、症状が軽くなる可能性があります。

ほかの人にうつさない

咳エチケットを守る

熱が下がっても、インフルエンザウイルスは体内に残っているといわれます。したがって、周囲への感染を防ぐため、熱が下がっても、数日は人との接触は避けるべきです。

症状が治まってからも数日はウイルスは体外へ排出されるといわれています。数日は学校や職場などに行かないようにしなければならないのです。

くしゃみや咳が出るときは、飛沫にはウイルスが含まれている可能性が高いのです。したがって、くしゃみや咳が出ている間はマスクを着用したほうがいいといわれています。

マスクを着用していても、鼻の部分に隙間があったり、あごの部分が出たりしていると、効果がないので、鼻と口の両方を確実に覆った正しい使い方をする必要があるのです。

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