エルメスの馬車ロゴ、その意味と歴史とは?

エルメスの哲学が見えるロゴ

お馴染の「馬車ロゴ」にこめられた深い意味とは?

最高級ブランドエルメス。持つことだけでも、とても大変な高級品ですね。

さて、その製品に付いているのはお馴染の「馬車ロゴ」マークです。何気なく見ているこのロゴにはとても深い意味が込められているそうです。

エルメスの製品は、大切に愛用すれば、何十年と長く使えるように作られています。しかし、大切に扱わなければすぐに使えなくなってしまうんですね。

それくらい繊細な製品、魂を込めて大切に作られたものも、大切に扱わなければその価値は消滅するという、アイテムの命が使う人に委ねられているわけです。

エルメスに馬車ロゴが付いた理由

もともとは、高級馬具工房

エルメスは、現在では、服飾品のメーカーとして有名ですね。しかし、もともとはパリに「高級馬具工房」を開いたことが始まりなんです。

創業当時、1837年ごろは馬車文化がさかんな時代でした。ところが、時代がは大きく移って、自動車産業が中心になって馬車文化は廃れていったんですね。

エルメスを象徴する馬車のロゴマークは、創業当初につくられていた馬具や馬車をモチーフにしているわけです。

エルメスの名前の由来

なぜ、超高級品が生まれたのか

先ほども書いたように、ティエリ・エルメスが1837年にパリに高級馬具工房を開業したことが始まりです。

その後、自動車産業の躍進と馬車文化の衰退といった時代に出会います。きっと、さまざまな苦難を乗り越えてだと想像できますね。

エルメスは、上質な皮革を使用した鞄や財布などをつくり出します。その転身によって、今では世界に名を残す有名ブランドとなったわけです。

馬具で名を挙げ、高級ブランドに発展

馬具工房時代に、その品質の良さを買われて、ナポレオン3世やロシア皇帝にもその馬具は愛用されていたそうです。1878年にはその馬具がパリ万博で金賞を獲得しています。

その伝統を受け継ぎ、バッグ等もすべて熟練職人による手作りを貫いています。その品質にも徹底的にこだわっているんですね。

エルメスのバッグは一人の職人が制作から完成まで責任を持って作ります。バッグが修理に出されると、それを制作した職人に届けられて、責任を持って修理してくれます。

高級品質を示したロゴ

エルメスの馬車ロゴに隠されたメッセージとは?

エルメスのロゴマークには、馬、馬車、従者が描かれていますね。よく見ると馬車には肝心の客が乗っていないのです。

見方を変えれば、馬と従者が、これから乗り込む主人を待っているようにも見えるわけです。

実は、これがエルメスが伝えたかったメッセージだとか。要するに、主役はあくまでも使ってもらうユーザーであるというメッセージなんですね。

ロゴに描かれている馬車はいろいろなアイテムを表します。従者は職人を表します。そして、これから馬車に乗るだろう客が商品を使うユーザーを表しているというわけです。

つまり、エルメスは最高の品質の馬車を用意しています、それに乗り込んでどういった道を行くかはお客様次第です、という意味なんだそうです。

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