秋の花粉症、ブタクサの症状と対策、口腔アレルギーとは?

日本で最初にわかった花粉症

アメリカから来た帰化植物

花粉症と言えば、冬の終わりから春先にかけてのスギ、ヒノキが思い浮かぶでしょう。しかし、日本で最初に花粉症の症状が報告されたのはブタクサなんだそうです。

スギ花粉の時期が過ぎるとすぐイネ科のカモガヤなどの花粉が飛びます。そして、8月から10月はブタクサやヨモギといった雑草類の花粉が飛ぶわけです。

また、秋の花粉症の原因になるのは、ブタクサとヨモギですが、ブタクサにはいわゆるブタクサとオオブタクサと2種類あるそうです。ふつう、まとめてブタクサと呼んでいます。

ブタクサの花粉症の症状

花粉症特有の症状を見過ごさない

1.鼻水

サラサラで水っぽい透明の鼻水がたくさん出ます。限界がないほどです。

2.目のかゆみ

目のかゆみに合わせて、目の表面がゴロゴロするような違和感を感じます。

3.鼻づまり

くしゃみが立て続けに出て、鼻水の症状に合わせて鼻づまりが起こります。

4.晴れの日がきつい

雨の日よりも晴れている日に症状が強く出る傾向があります。

風邪とは違う症状に注意

くしゃみや鼻水に合わせて、なんとなく熱っぽいといった症状が出ることが多く、風邪と間違えやすいのが花粉症です。

風邪に似た症状が出るので、最初は風邪が長引いていると誤解してしまうことがあります。

同じような時期に毎年症状が出ているようでしたら、それは花粉症の可能性が高いと考えてもいいそうです。

花粉症から身を守る対策

アレルゲンから身を守る

花粉症の対策の王道ですね。とにかく、アレルゲン物質と接触しない、という基本です。

1.マスクの着用

最近のマスクには粉対策として有効なものも幾つか出ています。ただ、同じマスクを花粉が飛散している間ずっと使うというのは衛生的に問題です。

また、適当に付けて、鼻が出ていたり、スキマが生じているようではせっかくマスクをしても無意味ですね。

2.メガネ

つるの部分が広くなっていて、花粉の侵入を防ぐような形のものがあればそれを使います。花粉よけのカバーやゴーグルなどがあれば活用します。

3.アウターの繊維を選ぶ

衣類に花粉が付きにくいものを選びます。感触がツルツルした化学繊維の服は花粉が付きにくく、払い落とすのも簡単です。

4.花粉を室内に入れない

外から家に帰ってきたら、ドアの前で花粉を払い落とします。手で払うだけでも効果があるので、花粉のを家に持ち込まない方法です。

5.外から帰った後のケア

帰宅したら、洗顔、うがい、入浴などで、花粉を落とします。鼻うがいや洗眼の薬剤も効果があります。入浴後は服を着替ることも効果的だそうです。

6.洗濯物を外に干さない

濡れた洗濯物には花粉が付きやすいので、外に干すのは夜から早朝のほうがましです。取り込むときは、しっかり花粉を落としたほうがいいでしょう。

ブタクサ花粉症の思わぬ落とし穴

口腔アレルギー=交差抗原性とは

口腔アレルギーというのは、花粉症の症状を持つ人が、特定のフルーツや野菜、ナッツなどを食べたときに口の中や唇に違和感やしびれ、顔面の腫れ、呼吸困難感が出現する症状です。

これは、花粉のアレルゲンのタンパク質と特定の食べ物のタンパク質の構造が似ているために起こるそうです。

ようするに、体の免疫がそのアレルゲンだと勘違いして反応してしまうことで起こるわけです。

交差抗原性による反応

特にブタクサとは交差抗原性を持つ食物が多く、交差反応性を指摘されている食べ物としては、次のようなものがあるそうです。
・メロン
・スイカ
・バナナ
・セロリ
・ズッキーニ

ブタクサ花粉症の人は、バナナ以外にも瓜科のメロンやスイカなどにアレルギーを起こしやすいといわれています。

口腔アレルギー反応が強い場合、じんましんや呼吸困難などのアナフィラキシーショックをおこす可能性もあるそうです。

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