「起こった出来事を変えることはできない。逆に、これから起こることはまだ決まっていない。これをどう捉えるかで人生は180度変わってしまう。過ぎ去った過去も、プラスに受け止めて、未来に向かってしっかりと歩み出せばいい。口角を上げて、笑顔であいさつするんだよ。」
どんな過去を抱えていたとしても、それは過去のことです。
思い出さなきゃ、それは存在しないことと同じなんですね。
ただ、脳は、辛いことをしっかり記憶する、というふうにできています。それは、その体験を繰り返さないように、命を守る、ということからも、それを忘れないようにできているそうです。
ということは、忘れるのは難しいのなら、それをどんなふうに記憶するかを工夫するしかないわけですね。
これが、プラスに受け止める、ということです。
事実そのものをストレートに記憶するだけでは、きっと思い出すたび気が重くなってしまうでしょう。
それを、そのおかげでこんなことができた、そこから得た教訓がこんなふうに役立った、というふうに、プラスアルファを思い出すようにするわけです。
それが考え方を変えるということです。
同じことでも、それをどう捉えるかで、うまくすれば、それは自分にとってプラスの記憶に変わる可能性だってあるのです。
そして、そこから先は、それを胸に収めて未来に向かって進んでいけばいい。
まず、顔つきから変えよう。
笑顔で、口角を上げて。
それだけで、未来の世界が変わってくるんですよ。