昨日の記事で、
最低賃金が27円上がった、という話をしました。
それで、時給が900円だとか1000円だとか、
地域によって、違いがあることも書きました。
さて、この時給って、
働いた時間の分だけ給料あげるよ、という仕組み。
この仕組みで働いている人って、
果たして、富裕層でしょうか。
お金を稼ぐ、という視点で言えば、
かなり経済効率は悪い部類かもしれないです。
なぜって、
富裕層は、お金がお金を産む仕組みを使うので、
自分の時間は、お金を稼ぐために使う必要がない。
要するに、時給っていう概念がないわけです。
公務員の場合は、給与表っていうのがあって、
労働基準法にある、週40時間働けば、
その給与やボーナスが保障されるわけです。
ここでは、時給という仕組みではなく、
そう、月給です。
会社でも、正社員の場合は月給です。
週40時間を超えたら、残業として、
時給がもらえる場合もありますが。
いずれにせよ、
給料全部を時給でもらう限りは、
本当に、収入は少ないわけで、
その分、生活に困窮するというパターンも
増えてしまうわけです。
ネットビジネスの場合は、
インターネットという仕組みを活用して
広告費や販売手数料を手に入れることになります。
そのために、ブログを設置して、
その中で、商品を売ったり、広告を見てもらったり
その対価としての収入になります。
だから、働いた時間との相関関係は
基本ないことになります。
そして、仕組みが機能して、
ブログや広告へのアクセスが増加すると
自然と収入も増えてくることになります。
もはや、労働の対価としての収入とは
全く違った収益を得ることができます。
ただ、ここにはリスクがあります。
仕組みが機能しなければ、
投資した分が無駄になるということです。
そのリスクを凌駕するような気持ちを
持続させることができる人しか結果は出ません。
そんなわけで、
世の中のほとんどの人は、
仕組みを認めつつも、手を出さない。
自分の労働時間の対価として
時給を受け取る方が、リアルにわかりやすいので、
そっちの方を選ぶことになるわけです。
また、中には、株やFXに手を出します。
まあ、ギャンブルにも似た世界です。
そして、ほとんどの人は
財産を失っていくことになります。
そういった、
仕事に対する考え方が変化してきたのが
最近の日本社会だと思います。
格差社会というものの実態を知れば知るほど、
日本経済がそこから抜け出すのは難しい、
と思うわけです。
社会が変わることを待つのは無意味です。
ギャンブルもいけない。
時給に頼る限りは、貧困から抜け出せない。
さて、何に期待したらいいのか。
諦めては終わりです。
時給のしがらみから抜け出したかったら、
実行あるのみです。
才能に頼ることもできない、
特技もない、
ネットビジネスしかないじゃないですか。
リスクがあるから・・・
それなら、時給の方が安定しています。
ただ、その金額のレベルで
どんな生活を手に入れるのか。
これが、自分の経済を考えるということですね。