昨日、NHKのテレビで
フリーランスの特集をやっていました。
自由だといういいイメージだけが
一人歩きした部分もありますね。
もともと、雇用という仕組みそのものが
主従関係の延長から生まれたわけです。
しかし、その関係があったから
企業は利潤を増やし、成長できた。
しかし、経済が複雑になるにつれて
簡単に利潤を増やせないくなってくる。
そうなんです。
全て、雇い主の都合で
決められているということです。
労働者は、自分の生活のために
自分の時間を切り売りして働きます。
企業は、そんな切実な事情を
うまく利用しています。
正社員→非正規雇用→フリーランスと
手っ取り早い労働力として使います。
実は、この非正規やフリーランスといった
働き方も、もともとは、
とても高い理念を持って生まれたものだったのです。
しかし、企業がうまく利用することで、
そういった理念はかすれてしまい、
現実的な問題点だけが増大しているんですね。