今、参院選挙の最中。
いろんな争点があるようですが、
気になるニュースが流れてました。
それは、少子化問題です。
日本の「合計特殊出生率」が
去年は1.30となり、
6年連続で前年を下回ったというものです。
まあ、大雑把に言えば、
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数ですね。
それが、去年は1.30で、
おととしを0.03ポイント下回ったわけです。
この数は2.0がちょうど人口は
増えもせず、減りもしない、
ということになるわけですが、
もう、長い間、下回ったままで
推移してますから、
人口減少は必然。
しかし、高齢者は、
戦後のベビーブームの頃に生まれた人が
中心なので、過去最高に多いわけです。
ちょっとやそっとでは
この問題は解決しないわけです。
というのは、社会が進むに従って
男女の格差は縮まっていき、
当然、価値観も変化します。
子供を育てることが女性にとって
必然だった時代とは違うのです。
そこに、過去の価値観を求めても
所詮、過去の人間の言葉になります。
少子化を克服する方法は
これも色々と論じられています。
フランスのような
家族の在り方そのものを
変えてしまうようなやり方も
存在しています。
さて、日本がどのような道をたどっていくのか、
そんなに簡単に答えも出るようには思えませんしね。
ただ、大きな壁になるのは、
間違いなく、経済の問題だとは
断言できると思います。