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人数で表された瞬間、個人は見えなくなる

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今、ウクライナで戦争が続いています。
多くの犠牲者が出ても、止めることができません。

今回の戦争を見て、やはり、戦争というものは
本質的に何も変わっていない、と思いました。

それは、亡くなった人の人数が
無機的に報道されていること。

昔から、戦争では、人数が発表されてきました。

日本の戦争でも、何人の兵がどうのこうの、と
言われてきました。

ぼくが今日言いたいことは、
何十人にせよ、何百人にせよ、
人数になった瞬間に、一人一人の人生は
埋没してしまうということです。

その数字を見ている人は生きている人です。

しかし、間違いなく、1人の人がそれだけの数、
自分の人生を歩んでいたはずなんです。

このメルマガを読んでいるあなたも、
自分の人生を歩んでいるし、
その数は「1」ですね。

逆に言えば、人生の数字というのは、1以外ないんですね。

なぜって、その1人の人生は、
死んだ瞬間に終わるわけで、

もっと言えば、その人が感じている世界も
消えたと同じことなんです。

最も大切にすべきは、
人1人の人生。

そして、それを一番軽く扱うのが
戦争だと思うのです。  

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