喜んでもらえる商売だった
安い価格で、横流しとは違う
例えばの話ですが、中古車販売店には、中古車が展示されています。
中には、年式も古くて、状態も悪いものがとんでもない安値で展示されていたりします。
逆に、新車とほとんど違わないくらいのものが、結構手頃な価格で出ていたりもします。
この二つのお店に車を見に来る人は、全然違う人ですね。
要するに、求めているものが違うわけで、それぞれの人が自分の条件を持って買いにくるわけです。
中古パソコンもそうです。
年式が古くても、程度が良ければそれでいいと思っている人もいるし、ちょっとくらい傷や問題があっても、自分のやりたいことができたらそれでいい、と思って、安いものを探している人もいます。
逆に、中古パソコンでありながら、新品と対して変わらないようなスペックで、なおかつ手頃な価格で手にないらないかと探している人もいるわけですね。
そして欲しいと思った商品が、それなりの価格で手に入ったら、Win-Winで喜んでもらえるわけです。
売る側にも必要な視点
どんな人に買ってもらうのか
商売は客がいて初めて成り立つものです。
人がいないところに、いくら綺麗に展示したところで、欲しいと思う人に手に入れてもらわなければ、不毛なんですね。
だいたい商品の展示場所はフリマアプリのメルカリやラクマが主体。
そこで、まず商品の写真を見てもらい、価格を見て、商品説明ページを読んで、という流れです。
アプリを見ている人には、様々な人がいて、その中で最終的に購入ボタンを押す人はほんのわずかなんですね。
しかし、一番最初の写真と価格を見て、の行動を起こしてもらえなければ、購入行動には絶対にたどり着かないことになります。
買いたい人との出会いに感謝
買っていただけるのは奇跡的な出来事?
購入までたどり着くわずかな可能性。これは、いくら、売ろう売ろうと思ってもそんな簡単には増えません。
それこそ、それを選んでくれた人との出会いに感謝するしかないのです。
これは、商売の肝です。
こちらができるのは、買っていただけるように、準備をすることです。
見て気分が良くなるような写真、読んで不快な思いをせずに理解できるような文章。
全て、買っていただく人のために準備しているもので、写真や文章で購買意欲を煽るようなものでは、絶対に成功しないんですね。
そして、そのお客のニーズとピタッと合って、それなりの商品を提供できれば、喜んでもらえるというわけです。
要するに、パソコン転売は、あくまでも「商売」なんだと痛感することが、やって見てわかったことでした。