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感情に任せた行動は気をつけよう

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「怒りや憎しみの感情が起こらない人はいないだろう。問題は、それが原因の行動につながるかどうか。自分の中に生じたマイナスの感情も、うまく受け流して、次の行動への反省に活かせたらいい。そこのワンクッションを持てずに、イラっとしたまま、行動に走って悲しい結果を手に入れた人がゴマンといる。」

人は感情の生き物です。

うれしい、楽しい、ワクワクするといった感情は幸せそのものに通じるものですね。

しかし、怒り、憎しみといった感情は、ヘタをすると不幸を呼び寄せるかもしれない、底知れない危険性を伴った感情です。

でもですよ、その感情が生まれない人なんていないでしょう。

ただ、それを誰に対して、何に対して抱くか、ということと、その感情でどんな行動を起こすか、ということをしっかりと捉えることで、危険性は格段に減少するものです。

まず、誰に抱くかですが、その相手が、身近な人、例えば、家族や友人ということになると、結構イライラの多い人生を送っているかも知れませんね。

行きずりの他人や、職場で出会った相手、お客さんなどですね。その場合は、憎しみや怒りはそんなにね深くないのではないでしょうか。

家族や友人に対して、怒りや憎しみを抱くようになっているとしたら、その関係は見直しの対象かも知れません。関係が近いが故に起こっているかも知れないからです。

後者の場合は、感情の行き場をコントロールするだけで解決する可能性もあります。それは、人間関係が元ではなく、やり取りの中で生じた可能性が高いからです。

さて、どんな関係にしろ、怒りや憎しみの感情で、どうにもならないほどの窮地に追い込まれないためには、その対応というか、次の行動に向けての理性をいかに働かせるかにかかっています。

要するに、感情をコントロールできていないのに、行動を起こさない、ということが肝要ではないでしょうか。

逆に、感情のままに行動して取り返しのつかないことが起こっても、誰もその責任は取ってくれません。

家族では、モラハラになり、会社ではパワハラになってしまうだけで、結局、惨めな結末しか訪れません。

自分の中に生まれたマイナスの感情も、うまく受け流して、次の行動への反省に活かしていく、それは、ある意味修行だと言えそうです。

生き方・考え方・習慣
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