「悩みを頭の中であれこれと考え続けても、抜け道は見えてこないと思った方がいい。その悩みに関すること、原因となっていることや今後起こりうる最悪の事態など、思いつくことを紙に書き出して、それを眺めていると、不思議と悩みそのものが客観的に見えてくるから、不思議だ。」
人の脳は言語認識の部分と、視覚認識の部部は違うということは、大概の人は知っているでしょう。
頭の中でいろいろと思い悩んでいる時は、言語認識の部分で頑張っている感じでしょうか。
あくまでも、日本語という言語で、あれこれと関連を考えて、解決策やらを見出そうとしている状態です。
ところが、その思い浮かべた内容を、紙に書き出すと、一旦脳から離れて、さらに、新たに視覚から入ってくることになります。
数学で言うなら、図形の問題に補助線を書き入れて、視覚的に見方を変える感じかもしれません。
言葉であれこれと思いあぐねていたことが、文章を書き出しただけで、その関連が、俯瞰できるようになります。
さらに、解決策やら未来への展望などが、そこからふっと浮かんできたりします。
パソコンで、書き出すのもいいですが、白いかみに書き殴った方が感情も含めて見えてくるので、効果的かもしれません。
この方法については、いろいろな人が本を出したりしているので、きっと大きな成果を上げてきたのだと思います。
これを真似しない手はありません。
早速今日から始めてみましょう。