百人一首は札の場所の覚え方と決まり字で決まる、競技かるたの勝ち方

かるた競技に必須の「決まり字」

覚え方は工夫と努力のみ?

百人一首は平安時代のイメージが強いですね。しかし、七世紀の天智天皇から始まって、十三世紀の順徳院までの、なんと、約600年間に渡っているんです。

百首の順番は、だいたいの本でも統一されているのが、おおまか歴史順です。ようするに、原則は、前の方ほど古い歌が配列されているわけです。これが歌番号順です。

決まり字はかるた遊びから

「一字決まり」の場合は、一般に頭の1文字を取って、「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」と覚えるのが多いようです。

今回は、覚えやすいように、それぞれの決まり字は50音順にまとめました。特に決まった覚え方もないようです。自分の覚えやすいようにしましょう。

一字決まりの句一覧

上の句を1字聞くだけで、下の句を決めることができる札が7枚あります。

一字決まり (7句)

(70)びしさに やどをたちいでて ながむれば
下の句→いづこもおなじ あきのゆふぐれ
(18)みのえの きしによるなみ よるさへや
下の句→ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
(77)をはやみ いはにせかるる たきがはの
下の句→われてもすゑに あはむとぞおもふ
(22)くからに あきのくさきの しをるれば
下の句→むべやまかぜを あらしといふらむ
(81)ととぎす なきつるかたを ながむれば
下の句→ただありあけの つきぞのこれる
(87)らさめの つゆもまだひぬ まきのはに
下の句→きりたちのぼる あきのゆふぐれ
(57)ぐりあひて みしやそれとも わかぬまに
下の句→くもがくれにし よはのつきかな

二字決まりの句一覧

上の句を2字聞くだけで、下の句を決めることができる札が42枚あります。

ニ字決まり (42句)

(52)あけぬれば くるるものとは しりながら
下の句→なほうらめしき あさぼらけかな
(3)あしびきの やまどりのをの しだりをの
下の句→ながながしよを ひとりかもねむ
(43)あひみての のちのこころに くらぶれば
下の句→むかしはものを おもはざりけり
(61)いにしへの ならのみやこの やへざくら
下の句→けふここのへに にほひぬるかな
(74)うかりける ひとをはつせの やまおろしよ
下の句→はげしかれとは いのらぬものを
(65)うらみわび ほさぬそでだに あるものを
下の句→こひにくちなむ なこそをしけれ
(5)おくやまに もみぢふみわけ なくしかの
下の句→こゑきくときぞ あきはかなしき
(72)おとにきく たかしのはまの あだなみは
下の句→かけじやそでの ぬれもこそすれ
(82)おもひわび さてもいのちは あるものを
下の句→うきにたへぬは なみだなりけり
(26)をぐらやま みねのもみぢば こころあらば
下の句→いまひとたびの みゆきまたなむ
(51)かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ
下の句→さしもしらじな もゆるおもひを
(6)かささぎの わたせるはしに おくしもの
下の句→しろきをみれば よぞふけにける
(91)きりぎりす なくやしもよの さむしろに
下の句→ころもかたしき ひとりかもねむ
(97)こぬとを まつほのうらの ゆふなぎに
下の句→やくやもしほの みもこがれつつ
(24)このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
下の句→もみぢのにしき かみのまにまに
(41)こひすてふ わがなはまだき たちにけり
下の句→ひとしれずこそ おもひそめしか
(10)これやこの ゆくもかへるも わかれては
下の句→しるもしらぬも あふさかのせき
(40)しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
下の句→ものやおもふと ひとのとふまで
(37)しらつゆに かぜのふきしく あきののは
下の句→つらぬきとめぬ たまぞちりける
(73)たかさごの をのへのさくら さきにけり
下の句→とやまのかすみ たたずもあらなむ
(55)たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
下の句→なこそながれて なほきこえけれ
(4)たごのうらに うちいでてみれば しろたへの
下の句→ふじのたかねに ゆきはふりつつ
(16)たちわかれ いなぱのやまの みねにおふる
下の句→まつとしきかば いまかへりこむ
(89)たまのをよ たえなばたえね ながらへば
下の句→しのぶることの よわりもぞする
(34)たれをかも しるひとにせむ たかさごの
下の句→まつもむかしの ともならなくに
(17)ちはやぶる かみよもきかず たつたがは
下の句→からくれなゐに みづくくるとは
(23)つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
下の句→わがみひとつの あきにはあらねど
(13)つくばねの みねよりおつる みなのがは
下の句→こひぞつもりて ふちとなりぬる
(36)なつのよは まだよひながら あけぬるを
下の句→くものいづこに つきやどるらむ
(33)ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
下の句→しづこころなく はなのちるらむ
(90)みせばやな をじまのあまの そでだにも
下の句→ぬれにぞぬれし いろはかはらず
(14)みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
下の句→みだれそめにし われならなくに
(94)みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
下の句→ふるさとさむく ころもうつなり
(100)ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
下の句→なほあまりある むかしなりけり
(66)もろともに あはれとおもへ やまざくら
下の句→はなよりほかに しるひともなし
(59)やすらはで ねなましものを さよふけて
下の句→かたぶくまでの つきをみしかな
(47)やへむぐら しげれるやどの さびしきに
下の句→ひとこそみえね あきはきにけり
(71)ゆふされば かどたのいなば おとづれて
下の句→あしのまろやに あきかぜぞふく
(46)ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ
下の句→ゆくへもしらぬ こひのみちかな
(85)よもすがら ものおもふころは あけやらで
下の句→ねやのひまさへ つれなかりけり
(62)よをこめて とりのそらねは はかるとも
下の句→よにあふさかの せきはゆるさじ
(20)わびぬれば いまはたおなじ なにはなる
下の句→みをつくしても あはむとぞおもふ

三字決まりの句一覧

上の句を3字聞くだけで、下の句を決めることができる札が37枚あります。

三字決まり (37句)

(79)あきかぜに たなびくくもの たえまより
下の句→もれいづるつきの かげのさやけさ
(1)あきのたの かりほのいほの とまをあらみ
下の句→わがころもでは つゆにぬれつつ
(39)あさぢふの をののしのはら しのぶれど
下の句→あまりてなどか ひとのこひしき
(78)あはぢしま かよふちどりの なくこゑに
下の句→いくよれざめぬ すまのせきもり
(45)あはれとも いふべきひとは おもほえで
下の句→みのいたづらに なりぬべきかな
(44)あふことの たえてしなくば なかなかに
下の句→ひとをもみをも うらみざらまし
(12)あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ
下の句→をとめのすがた しばしとどめむ
(7)あまのはら ふりさけみれば かすがなる
下の句→みかさのやまに いでしつきかも
(56)あらざらむ このよのほかの おもひでに
下の句→いまひとたびの あふこともがな
(69)あらしふく みむろのやまの もみぢばは
下の句→たつたのかはの にしきなりけり
(30)ありあけの つれなくみえし わかれより
下の句→あかつきばかり うきものはなし
(58)ありまやま ゐなのささはら かぜふけば
下の句→いでそよひとを わすれやはする
(21)いまこむと いひしばかりに ながつきの
下の句→ありあけのつきを まちいでつるかな
(63)いまはただ おもひたえなむ とばかりを
下の句→ひとづてならで いふよしもがな
(60)おほえやま いくののみちの とほければ
下の句→まだふみもみず あまのはしだて
(95)おほけなく うきよのたみに おほふかな
下の句→わがたつそまに すみぞめのそで
(98)かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは
下の句→みそぎぞなつの しるしなりける
(48)かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ
下の句→くだけてものを おもふころかな
(80)ながから  こころもしらず  くろかみの
下の句→みだれてけさは ものをこそおもへ
(84)ながらへば またこのごろや しのばれむ
下の句→うしとみしよぞ いまはこひしき
(53)なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
下の句→いかにひさしき ものとかはしる
(86)なげけとて つきやはものを おもはする
下の句→かこちがほなる わがなみだかな
(25)なにしおはば あふさかやまの さねかづら
下の句→ひとにしられで くるよしもがな
(96)はなさそふ あらしのにはの ゆきならで
下の句→ふりゆくものは わがみなりけり
(9)はなのいろは うつりにけりな いたづらに
下の句→わがみよにふる ながめせしまに
(2)はるすぎて なつきにけらし しろたへの
下の句→ころもほすてふ あまのかぐやま
(67)はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
下の句→かひなくたたむ なこそをしけれ
(35)ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
下の句→はなぞむかしの かににほひける
(99)ひともをし ひともうらめし あぢきなく
下の句→よをおもふゆゑに ものおもふみは
(49)みかきもり ゑじのたくひの よるはもえて
下の句→ひるはきえつつ ものをこそおもへ
(27)みかのはら わきてながるる いづみがは
下の句→いつみきとてか こひしかるらむ
(32)やまがはに かぜのかけたる しがらみは
下の句→ながれもあへぬ もみぢなりけり
(28)やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける
下の句→ひとめもくさも かれぬとおもへば
(8)わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ
下の句→よをうぢやまと ひとはいふなり
(92)わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの
下の句→ひとこそしらね かわくまもなし
(38)わすらるる みをばおもはず ちかひてし
下の句→ひとのいのちの をしくもあるかな
(54)わすれじの ゆくすゑまでは かたければ
下の句→けふをかぎりの いのちともがな

四字決まりの句一覧

上の句を4字聞くだけで、下の句を決めることができる札が6枚あります。

四字決まり (6句)

(29)こころあてに をらばやをらむ はつしもの
下の句→おきまどはせる しらぎくのはな
(68)こころにも あらでうきよに ながらへば
下の句→こひしかるべき よはのつきかな
(75)ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
下の句→あはれことしの あきもいぬめり
(42)ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
下の句→すゑのまつやま なみこさじとは
(88)なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ
下の句→みをつくしてや こひわたるべき
(19)なにはがた みじかきあしの ふしのまも
下の句→あはでこのよを すぐしてよとや

五字決まりの句一覧

上の句を5字聞くだけで、下の句を決めることができる札が2枚あります。

五字決まり (2句)

(93)よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
下の句→あまのをぶねの つなでかなしも
(83)よのなかよ みちこそなけれ おもひいる
下の句→やまのおくにも しかぞなくなる

六字決まりの句一覧

上の句を6字聞くだけで、下の句を決めることができる札が6枚あります。

六字決まり (6句)

(31)あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
下の句→よしののさとに ふれるしらゆき
(64)あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに
下の句→あらはれわたる せぜのあじろぎ
(15)きみがため はるののにいでて わかなつむ
下の句→わがころもでに ゆきはふりつつ
(50)きみがため をしからざりし いのちさへ
下の句→ながくもがなと おもひけるかな
(76)わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
下の句→くもゐにまがふ おきつしらなみ
(11)わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと
下の句→ひとにはつげよ あまのつりぶね

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