シクラメンの種類と育て方、夏越しと植え替えのコツとは?

シクラメンとは

さまざまな種類で楽しませてくれる

赤からピンク、白などの定番色が有名です。それに加え、黄色や紫の珍しい花色も出回るようになりました。

花形では八重咲きが人気です。さらに花びらにウェーブが入ったロココ咲きといわれるものも人気が出てきています。八重咲き品種は種子が付きにくいので、花もちがいいそうです。

葉には、緑葉に斑の入ったものや、シルバーリーフ、プラチナリーフといった銀葉があって、花とのコントラストがきれいなので、人気があります。

さらに、花の大きさや高さの違いで、大輪系、中輪系、小輪系があり、さらに寒さに強く庭植えにもできるガーデンシクラメンがあります。

シクラメンの種類

よく見られるシクラメンの種類

1.ビクトリア

花弁の縁に細かい切れ込みが入ったフリンジ咲きの代表品種です。ここから多くの八重咲き品種が生まれたそうです。

2.ピアス

咲き始めは白色ですが、そのうち、花弁の先端にかすり状のピンクのグラデーションが入ってきます。

3.ヴェスタ

覆輪花です。高温に強く、夏越ししやすいそうです。

4.プラチナリーフ

葉全体が銀色です。花色には白やピンクがあります。

5.ネオ・ゴールデン・ガール

珍しい黄花です。口紅を差したように、花弁のもと赤くなります。

6.パピヨン

花弁は濃いピンクで縁が白く刷け込みます。花は丸みを帯びています。

7.メティスシリーズ

ミニシクラメンで早咲きで、丈夫で育てやすいそうです。寒さに強く、次々に花が咲き、開花期間も長いといわれています。

8.フェアリー・バンビ

八重咲きのシクラメンです。花もちが抜群によく、花色が淡いピンクから濃いピンクへと変化していきます。

シクラメンの育て方

シクラメンの育て方のポイント

シクラメンは、涼しくて陽のあたる場所で育てるのがもっとも適しているといわれています。

冬は室内のよく日の当たる窓辺で管理しますが、暖房で暖か過ぎる部屋で育てると、花がどんどん咲いて、株が消耗してしまって長持ちしないのです。

そうなると、葉も黄色く変色してしまい、葉も茎もだらけて乱れた姿になるわけです。暖房をしても、20℃以下にするのが重要だそうです。

咲き終わった花の茎や黄色くなった古い葉は、ハサミで切らず、茎を持ってねじるようにして、抜き取ります。

水やりは、底面給水鉢なら、夏に休眠させないかぎり、受け皿の水がなくならないように適宜補給すればいいでしょう。

普通鉢なら、鉢土の表面が乾いてきたら、葉をめくって球根の頂部に水がかからないように、株元にたっぷりと水やりします。

夏に休眠させるときは、6月から8月までの間は、一切水を与えません。ガーデンシクラメンの場合は非休眠法で育てて、土が乾いてきたら株元にたっぷりと水やりします。

水だけでも花は咲きますが、球根の消耗を補って、葉や花をきれいに咲かせるためには、定期的に肥料をあげたほうがいいでしょう。

9月から5月上旬までは、1週間に1回程度、液体肥料を施します。夏の間は、非休眠株なら2週間に1回程度、薄めの液体肥料を施します。休眠株には施しません。

シクラメンの夏越しと植え替えのコツ

シクラメンの夏越しについて

シクラメンの夏越しの仕方は、大きく分けて2通りあります。

1.休眠させない

軒下や明るい北側など、風通しが良くて明るい日陰が最適です。直射日光は避けます。鉢と鉢が近いと、病害虫が発生しやすくなるそうです。

夏にたくさん肥料を与えると、軟弱で病気に弱くなるので、最低限の肥料しか与えません。水やりも、やり過ぎに注意してください。

2.休眠させる

軒下など風通しが良くて、明るい日陰が適しています。水やりも肥料も、一切しません。球根の形で夏を越させます。

花が咲き終わった時に、葉がほとんど無い状態で、カラカラの状態で、球根に水がかからないようにします。

次に芽が出るまで、水も肥料もあげず、芽が出てから植え替えをします。そのとき、初めて水をあげるわけです。葉が茂って花が咲くのは翌春です。

植え替えの方法

9月上旬から中旬が植え替えの適期です。非休眠株の場合は、根鉢をくずさず、一回り大きな鉢に植え替えます。

休眠株の場合は、根鉢を抜いたら土をすべて落とします。根は半分くらい切りおとし、同じ大きさか一回り大きな鉢に植えます。

いずれも、球根の頂部は土に埋まらないようにすることが重要です。

シクラメンのふやし方

球根は分球しません。したがって、球根では増やせないので、種でふやします。開花時に株を2株用意して人工受粉を行います。

実が出来たら3~4か月で種がとれます。種は冷暗所で保存し、11月ごろにまけば、発芽します。

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