北欧の国の国旗はどれも十字が特徴、政治や経済でもつながる五国! - 桃色の雫
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北欧の国の国旗はどれも十字が特徴、政治や経済でもつながる五国!

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北欧五国と言えば、スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・アイスランドですね。

これらの国の国旗は、どれも十時をあしらったものになっています。

実は、これらの国は歴史的にもとても深いつながりを持ち続けてきた経緯があるとか。

なぜなら、一括りに北欧といっても、民族や文化は多様で、それらをまとめていくために努力する必要があったのです。

この記事では、北欧の国旗を元に、北欧五国のつながりと多様性について紹介しています。

これを知読めば、もっと北欧のことを知りたいと思うでしょう。

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北欧五国は国旗でつながっている

政治的、経済的なつながりも大きい

北欧と言えば、何を思い浮かべますか。オーロラ、ノルディックスキー、フィヨルド、といった、スカンジナビア半島に関連したものが多いのではないでしょうか。

ムーミンに出てくる風景も北欧ならではのものですよね。最近は、北欧家具が広まって、その独特の雰囲気がインテリアの世界でも人気です。

スカンジナビアだけでは北欧三国

現在、北欧と言えば、次の五ヶ国で各国の領土も含める地域にわたっているとされています。これらが北欧理事会という会議の加盟国なんですね。

・スウェーデン
・デンマーク・グリーンランド・フェロー諸島
・ノルウェー
・フィンランド・オーランド諸島
・アイスランド

このうちスウェーデンとデンマーク、そして、ノルウェーの三ヶ国は特にスカンジナビアと呼ばれそうです。

しかし、現代の北欧では、外交上や学術上といった場以外では、北欧=ノルディックとスカンジナビアを分けていないようです。

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北欧五国の歴史

北欧地域の広がり

近世までは、北欧諸国と言えば、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの3国だけでした。

しかし、戦後、アイスランドがデンマークから独立し、フィンランドがスウェーデンから独立して、ソ連崩壊後に独立したバルト三国も含んで呼ぶようになったそうです。

北欧諸国は、ヨーロッパの中心から遠く離れているので、独特の政治的、文化的つながりが生まれました。

歴史的には、ノルウェーとデンマークは長く連合を組んでいました。そして、スウェーデンがフィンランドを600年にわたって支配してきました。

そのような、各国の関係は互いに複雑に絡み合い、独自の変遷をたどってきたわけです。

19世紀以降になると、他のヨーロッパ諸国とは異なる民族意識がもとになって、独自の文化が発展していったのです。

北欧五国の国旗が似ているわけ

強いつながりは国旗にも現れている

北欧五国では、デンマークの存在が最も重要な鍵を握ります。それはデンマークの国旗にも現れていると言われています。

デンマークの国旗は、オーストリアやスッコットランドと並んで、世界最古の国旗だといわれているそうです。

国旗にはスカンジナビア十字とかノルディッククロスと呼ばれているんですね。そして、北欧諸国の国旗は、デンマークの国旗がもとになっているそうです。

1.デンマーク

13世紀の始めに、ローマ教皇が十字軍に授けた旗を基にしているといわれています。ダンネブロクと呼ばれ、デンマークの力という意味です。

北欧各国の国旗にはこのデンマークの国旗にあるスカンジナビアクロスと呼ばれるデザインが含まれています。

2.スウェーデン

スカンジナビアクロスを使い、黄色の十字を王朝の紋章の色である青地に変えています。青は湖を、黄色は太陽を象徴するそうです。

3.フィンランド

スカンジナビアクロスのデザインで、青は湖沼と澄んだ空を表し、白は清らかな雪を表しているそうです。

4.ノルウェー

独立運動のシンボルとして掲げられたといわれています。デンマークの赤地に白十字の上に重ねられた青い十字がノルウェーの海を表しているそうです。

5.アイスランド

スカンジナビアクロスを使い、青は海と空の色を象徴するアイスランドの国民色で、民族衣装からきているそうです。

北欧五国の言語と文化

北欧五国の言語とつながり

北欧諸国は、歴史や文化、社会などで共通することが多いと言われています。言語と民族から見ると、フィンランドとバルト三国以外は北ゲルマン語を話します。

北ゲルマン語は北欧語やノルディック語ノルド語とも呼ばれています。デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランド語およびフェロー語の総称になります。

この北ゲルマン語は北欧諸国以外ではほとんど使われていません。ようするに、北ゲルマン系民族は北欧諸国以外には住んでいないと言うことになるわけです。

ところが、フィンランドの多数民族はウラル系のスオミ人なんですね。このスオミ人の固有の文化はゲルマン民族とは大きく違っています。

どちらかといえば、ロシア国境地帯に住むカレリア人やフィンランド湾の対岸にあるエストニア人と共通点が多いといわれています。

また、フィンランドは旧スウェーデン領なので、北ゲルマン文化の影響を強く受けています。

さらに、少数民族としてスウェーデン系フィンランド人もいるので、スオミ語だけでなくスウェーデン語も公用語としているそうです。

ノルウェーとスウェーデン、そして、フィンランドおよびロシアの北部一帯はラップランドとよばれ、ウラル系のサーミという人たちが少数民族として住んでいます。

グリーンランドにはエスキモー系のカラーリットが住んでいますが、デンマーク全体では少数民族になっても、グリーンランドでは多数民族になります。

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