ガクアジサイとは?日本が原種、普通のアジサイとの違い、花の仕組み

ガクアジサイとは

装飾花が見せる美しさ

もともと、伊豆半島や三浦半島など本州の海岸地に自生しているアジサイの仲間が原種になるそうです。

花はとても美しく、庭木として好んで植えられています。中心に両性花があり、このまわりに装飾花が額縁のように囲むため、ガクアジサイと呼ばれるわけです。

花の色は藍色が基本ですが、色の濃淡には個体差があります。花が咲く期間はホンアジサイよりも長いようです。

ガクアジサイは繁殖力がとても強く、庭に一株あれば、種がこぼれると、自然に繁殖するほどです。

本家本元の日本の原種

ガクアジサイの花の特徴

中性花の花序の周辺ぐるっと、4~5枚の花びらを持つ装飾花が付きます。この装飾花は花径が4~5センチととても大きく、花の姿を特徴付けています。

中央部の両性花は、花径1センチにも満たない小さな5弁花です。装飾花の色は白、淡い紅紫、淡い青紫などとさまざまです。

このガクアジサイはヨーロッパで改良されて、装飾花だけにしたものがホンアジサイだといわれています。

ガクアジサイの種類

園芸種としての人気は根強い

一般的なホンアジサイとは異なって、日向を好むそうです。ところが、枝が見えなくなるほど葉が茂ってしまうので、通風や日照が悪くなることが多いようです。

こうなると、病害虫の被害に遭うことが多くなります。ただし、剪定には耐えますので、定期的に剪定して、風通し、日当たりを確保します。

ホンアジサイと同じ様に、酸性土壌で植えると花が青系になります。また、アルカリ土壌で植えると、赤系になります。

ガクアジサイの品種

藍姫

一重で花全体が小柄で色が濃いのが特徴です。

ヤエアマチャ

一重で白に近い青が特徴です。

ブルースカイ

一重で萼が先端に向かって細くなっているのが特徴です。

コンペイトウ

八重咲きで、青い萼が外に向かって白くなっています。先端は尖っているのが特徴です。

雨に唄えば

八重咲きで、肉厚で幾重にもなった萼の装飾花が散るように四方へ広がっている美しい花がが特徴です。

ベニバナアマチャ

一重で花全体の密度が少なく、やや複雑な色を持ちます。

ホンアジサイ、ヤマアジサイとは

人気のアジサイのなかま

ガクアジサイは、花の周りを装飾花が彩っている、美しいアジサイの種類です。これはアジサイの一種ですが、歴史的には、世間で思っているのとは少し違うようです。

じつは、このガクアジサイのほうが、今一般的なホンアジサイの原種になります。ヨーロッパで品種改良されて現れた新種なんですね。

また、日本で人気が根強い、ヤマアジサイもガクアジサイの仲間になります。形は素朴ですが、色が鮮やかで、独特の魅力が人気です。

ガクアジサイの中でも、装飾花のつき方はさまざまです。両性花の周りにすぐ装飾花をつけるもの、両性花から離れて装飾花をつけるものなどがあるそうです。

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