公営ギャンブルって何か、宝くじも競馬競輪もパチンコも法律がある

公営ギャンブルとは

ギャンブルを法的に認めるためのもの

公営ギャンブルには大きく2つあります。1つは、公営競技、もう1つは、公営くじです。

戦後の人口急増期に、財政への貢献のために多くの自治体が参入しました。そして、高度経済成長に合わせて利益が自治体の収入になる繰り出し金が増えたのです。

今では、公営ギャンブルの収益金が、学校や体育館の建設、老人や養護施設建設の補助に使われているのです。

ただ、現在は運営が厳しくなっているといわれています。近年、不況もあって、売上高は減少を続けているそうです。

しかし、公営競技で得られた利益が福祉活動や商工業の発展、周辺環境整備、さらには伝統文化の保護といったことに利用されているのも事実です。

JRAでは売上の10%が国庫金として納入され、競艇では売上の約3%が日本財団の活動資金として活用されているそうです。

公営ギャンブルの種類

パチンコやスロットも含まれる?

公営競技や公営くじが公営ギャンブルですが、パチンコやスロットもグレーな部分で公的に許可されているギャンブルだと言われています。

公営競技

「競馬」、「競艇」、「競輪」、「オートレース」の4種類が公営競技として認められています。

運営主体は、それぞれ、市町村の運営する競技場で行い、売り上げのうちからさまざまな形で還元することになっています。

公営くじ

「TOTO」、「ロト」、「宝くじ」の4種類が公営くじとして認められていて、販売されています。

いわゆる「富くじ」で、ばくちの一種ですが、その収益は公益に還元される仕組みになっています。

公営ギャンブルの税金

公営ギャンブルのそれぞれの還元率とは?

賭け金に対して賭けた人に戻ってくる割合のことを還元率といいます。

たとえば、1本100円のくじで、当たりくじが1本に対して、はずれくじが99本ある場合に、100人がかったとしたとします。

当たりくじで受け取れる払い戻しが8000円のときの還元率は80%になります。外れは、0%、胴元に20%です。

競艇

競艇の還元率は74.8 %です。
競艇はモーターボート競走法で指定された公営ギャンブルで、収益は船舶産業の振興、公益の増進、地方財政の改善に当てることになっているそうです。

競輪

競輪の還元率は75.0 %です。
競輪は自転車競技法で指定された公営ギャンブルで、収益は機械産業の振興、公益の増進、地方財政の健全化に当てることになっているそうです。

オートレース

オートレースの還元率:74.8 %です。
オートレースは小型自動車競走法で指定された公営ギャンブルで、収益は機械産業の振興、公益の増進、地方財政の健全化に当てることになっているそうです。

競馬

競馬の還元率は74.1 %です。
競馬は競馬法で指定された公営ギャンブルで、収益は畜産の振興に当てることになっているそうです。

宝くじ

宝くじの還元率は45.7 %です。
宝くじは当せん金付証票法で指定された公営ギャンブルで、収益は地方財政資金の調達に当てることになっているそうです。

サッカーくじ(toto)

totoの還元率は49.6 %です。
totoはスポーツ振興投票の実施等に関する法律で指定された公営ギャンブルで、収益はスポーツ振興に必要な財源に当てることになっているそうです。

実行還元率とは

還元率だけをみれば、宝くじとサッカーくじの還元率が悪く見えます。そして、公営競技の方が良く見えるのですが、そこに税金という落とし穴があるといいます。

じつは、宝くじ、サッカーくじには当選金に対して税金がかからないのです。しかし、競馬・競輪など公営競技では、当選金に所得税や住民税がかかります。というわけで、実効還元率がさらに低くなるわけです。

公営ギャンブルとカジノ法案

日本を訪れる海外客を増やすため

カジノ法案は単純なギャンブル振興策ではないようです。じつは、政府は日本を訪れる海外客を2020年までに2千万人に増やすという目標を掲げているそうです。

その集客の目玉として、カジノを併設した統合型リゾート=IR計画が浮上してきたわけです。

この施設には国際会議や学会、展示会などを開ける大型施設に加えて、ホテルや劇場、ショッピングモールなどを集める計画だそうです。

建物の建設投資が増え、観光消費も活発になって、そこから雇用や税収も生まれるというわけです。

そういうわけで国内各地でカジノ誘致へ立候補しているそうです。たとえば北海道でも釧路、小樽、苫小牧といった道内3市が誘致に名乗りを上げているとか。

さらに、沖縄県でもカジノを含む、沖縄統合リゾートモデルの研究を続けているということです。

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