九夏三伏ってどんな意味?時候の挨拶など、2021年はこう使えばいい! - 桃色の雫
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九夏三伏ってどんな意味?時候の挨拶など、2021年はこう使えばいい!

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毎年、紛れもなく暑い日が続きます。

さて、暑中見舞いやちょっとしたお手紙を書く機会も多いと思いますが、こんな時皆さんだったら時候挨拶にどんな言葉が浮かびますか?

普通なら、酷暑やうだるような暑さ、厳しい暑さ、猛暑などありふれた言葉だけが頭に浮かぶのですが、実はとっても素晴らしい言葉がありました。

この記事では、猛暑を表す、「九夏三伏」という言葉の意味、時候の挨拶などでの使い方を紹介しています。

手紙に出だしにこんな言葉を使われたら、まさにノックアウト状態ですね。

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「九夏三伏」とは何を意味する言葉か?

「九夏三伏」を使えたらかっこいい?

その言葉は「九夏三伏」!

「九夏三伏」とは、夏の中で最も暑い時期のことをいいますが、まさに今年の夏にぴったりの四文字熟語です。

いただいたお手紙に、季節の挨拶として「九夏三伏」が出てきたら、なんだかかっこよくないですか?

では、「九夏三伏」に夏の字が入ってはいるけれど、この四文字熟語がなぜ夏の暑い日を言い表すのでしょうか?

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「九夏三伏」の呼び方と由来

古代中国の陰陽五行説から

「九夏三伏」は、呼んで字のごとく「きゅうかさんぷく」と読みます。「九夏」とは夏の時期を90日間ととらえており、夏の期間という広い幅で使用されることもあるようです。

「三伏」とは初伏(夏至以降の三回目の庚の日)、中伏(四回目の庚の日)、末伏(立秋後の最初の庚の日)のことで、「庚の日」とは古代中国の陰陽五行説の中で説明できます。

難しい言葉の羅列が続きましたが、つまり「九夏三伏」は夏の真っ盛りの時期をいいます。

「九夏三伏」はどのように使うのでしょう?

詩人島崎藤村も詩集の中で・・・

島崎藤村は詩集「落梅集」の中で「九夏三伏」をこのように使用しています。
「あるときは九夏三伏の暑さにも砂に座り草に伏して・・・」

日常では、こんな使い方もできます。

・今日はとてもアイスクリームが美味しいね。九夏三伏だよね。こんなに暑い夏は冷たいアイスクリームが一番!

・九夏三伏、こんなに暑いのにおかずをテーブルに出したまま出かけてしまった。帰ったら悪くなっているだろうな?

・九夏三伏の暑い夏に妹は生まれました。だからでしょうか?天真爛漫、太陽のような妹なのです。

・九夏三伏の言葉のように、青空の中でひまわりは咲き誇り、夏真っ盛りだ。

「九夏三伏」を使った時候の挨拶

一言書き添えるだけで何かが違う?

九夏三伏は極暑の候と同じ意味を持ちます。極暑の候と置き換えるとわかりやすいでしょう。

・九夏三伏、皆様いかがお過ごしでしょうか?

・九夏三伏、今年は格別な暑さですね

・九夏三伏、毎日暑い日が続きますね

・こちらはただ今、九夏三伏、暑さに閉口しておりますが、

・九夏三伏も過ぎ、暑さも和らいできましたね。

いかがでしょうか?贈り物にひとこと添えると、心温まりませんか?

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