流星群とは?2018年の12月14日は、三大流星群の1つふたご座

毎年、12月14日は「ふたご座流星群」

感動を呼ぶダイナミックな天体ショー

一年のなかである決まった日に、星空の中のある点の付近を中心として流れ星が飛びます。これが、流星群です。

流星群は現在100個近くが知られているそうです。その中で特に活発な流星が観察できるのが、ふたご座流星群(12月14日ごろ)、しぶんぎ座流星群(1月4日ごろ)、ペルセウス座流星群(8月13日ごろ)で、「三大流星群」と呼ばれています。

流星群の見え方

放射状に飛ぶように見える流星

流星群の流れ星は、天球上のある点付近を中心として、四方八方に放射状に流れるように見えるんです。

この点を「放射点」と呼びます。放射点のある星座や恒星の名称が流星群の名前として付けらているんですね。

ふたご座流星群の場合は、ふたご座の中の2等星「カストル」のすぐそばに放射点があるので、この名前で呼ばれているんです。

流星群の流れ星は平行に降っている

宇宙空間に散らばっている小さな塵は地球の大気圏に飛び込んで大気中の原子や分子と衝突します。そのとき、上空100km前後でプラズマ発光が起こります。これが流星です。

地球が塵の集まりとぶつかると、流星群の流れ星は雨のように平行に降るんですね。しかし、平行に飛び込んでくる流れ星が放射点付近では経路が短くなり、放射点から離れるほど経路が長く見えるんです。そして、放射点では、流れ星は観察者に向かってくるように見えるわけです。

小惑星の軌道とぶつかって生じる流星

彗星や小惑星の軌道上の塵が流星の原因

ふたご座流星群の流星を作る星は約1.4年周期で太陽系を巡っている小惑星ファエトンです。

地球が太陽のまわりを回っていくうちに、このファエトンの軌道と交差する日があるんですね。それが、12月14日というわけです。

塵はファエトンの軌道上の一部に偏在しているのではありません。たぶん、軌道全体に広がって分布していると考えられているんです。

ということで、塵もファエトンと同じ軌道を運動しているわけです。そして、毎年のように多くの塵と地球がぶつかることになるわけです。その結果、ふたご座流星群の流れ星はファエトンの位置に関わらず毎年多く見られるのですね。

ふたご座流星群の見え方の特徴

ほぼ一晩中流星が見える

まず1つ目の特徴は、夜半前からほぼ一晩中流星が出現することです。

三大流星群のうちペルセウス座流星群としぶんぎ座流星群は、どちらも夜半から未明の時間帯を中心に流星が出現します。しかし、ふたご座流星群は20時頃という早い時刻から流星が出現し始めるんです。

見える期間はどれくらい?

ふたご座流星群の全活動期間は結構長いのです。12月4日頃から17日頃まで続くと考えら
れているんですね。

どれくらいの数が見られる?

夜空が十分に暗い場所で観察すれば、最も多いときになると、1時間当たり40個程度の流星を見ることができるといわれています。
飛ぶ様子はどう見える?
放射点との位置関係によって、流星の軌跡の長さは違ってくるそうです。放射点近くに出現する流星は、こちらに向かって飛んでいるために流星の軌跡は短くなるんです。

しかし、放射点から離れた方向では、流星の軌跡を横から見ることになります。そのために、長い軌跡の流星が多くなるんですね。

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