エビリファイの作用や特徴、うまく使い続ける方法と気をつけることは

やる気を生み出す

作用と効果

脳内には神経伝達物質であるドパミンなどの受容体があります。

そこに働いて、ドパミンの量を適切に調節してくれる作用があります。そのため、DSS(ドパミン・システム・スタビライザー)と呼ばれているそうです。

もし、ドパミンが過剰な場合はその働きを抑え、不足している場合は働きを補ってくれるという働きがあります。その結果、幻覚・妄想などの症状を抑えてくれるわけです。

それによって不安定な精神状態を安定させ、同時に、やる気がしない、何も興味が持てないというふうな状態を改善させてくれるんです。

さらに、抑えることのできない感情の高まりや行動といった症状を改善してくれます。

一般的な処方としては、統合失調症の治療、双極性障害における躁症状の改善、うつ病・うつ状態の治療に対して施されます。

また、小児期の自閉スペクトラム症に伴って見られる易刺激性の治療に用いられるそうです。

副作用は要注意

安易な使用は厳禁

薬というものにはつきものですが、この薬は脳に直接働くために、特に気をつけなければならないことがあります。

主な副作用としてあげられるのは次のようなものです。

・不眠
・神経過敏
・アカシジア(じっとしていることができない)
・振戦(手足の震え)
・不安
・体重減少
・筋強剛
・食欲不振
・食欲亢進
・倦怠感
・傾眠
・寡動(表情の動きが少ない)
・流涎(よだれが出る)
・体重増加
・吐き気
・嘔吐
・ジストニア(筋緊張異常)
・便秘

こういった症状が報告されているそうです。

発達障害に対する効果

自閉症スペクトラム障害への処方

もともとエビリファイは統合失調症への適応が認められて発売されたのです。

さらに海外では双極性障害をはじめとして気分安定薬として使われていました。その後、日本でも躁状態・うつ状態と続けて適応が認められたのです。

さらに2016年には、いわゆる発達障害といわれている自閉症スペクトラム障害の易刺激性に対しても適応が認められたのです。

自閉症スペクトラム障害の症状の特徴としては、コミュニケーションの質的な異常とこだわりの強さがあげられます。

こういった特徴のために、環境に上手く適応できないことが多くなってしまうのです。

いわば、柔軟な対応ができず、癇癪をおこしてしまったり、衝動性や攻撃性が目立つということになるのです。

エビリファイはそういった状態になった時、穏やかに気持ちを落ちつけ、衝動性をコントロールしやすくしてくれるのです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク