プロ野球のオープン戦の意味、契約更改とは、タイブレークはどうなる

開幕前の試合だから、本来はお試し試合の意味合い

シーズン開幕前に行う非公式試合だけど、結構人気があったりするから不思議

オープン戦と開幕戦って全く別物なんですね。ようするに、球団として、お客を呼んで試合をするけど、あくまでも、見世物、ということ。ただし、やってる選手は真剣だけどね。

オープン戦はNPBが定めた日程で日本プロ野球団の12チームが対戦するんです。もちろん、チケットを販売して、球団としては、興行になります。

オープン戦は公式戦とほぼ同じのルールの中で試合が行われるし、公式記録員もいて、記録が残るんですね。

「オープン戦」という呼び名は和製英語です。英語ではエキシビジョンゲームやプレシーズンゲームと呼ばれています。

練習試合との違いは?

練習試合は球団間で話し合って日程やルールなどを決めます。観戦にチケット料金も必要ありません。あくまでも練習の一環なんですね。

というわけで、練習試合ではチーム同士でルールを決めることができるわけです。1度交代した選手がまた出場することもあるそうです。ちょっとやりすぎのような気がしますが。

オープン戦のあれこれ

オープン戦はいつ行われるのか?

オープン戦は公式戦が始まる前に行われます。2月のキャンプインからだいたい1ヶ月たった頃ですね。毎年、2月の終わりから3月の終わりにかけて行われています。

球場によって料金は異なります。そうなんです、オープン戦の試合を観戦するのは有料なんですね。

オープン戦は日本プロ野球機構の管理下で行われ、試合の結果、チームの勝敗、選手の成績は記録に残されます。

さて、公式戦の調整という役割があるオープン戦ですが、見所は、チームの勝敗よりも、各選手がこれから始まる公式戦で活躍しそうかどうかに注目してみることになりますね。

オープン戦の役割とは

オープン戦の目的は、選手たちのキャンプの成果を試すことです。公式戦に向けて監督とコーチが各選手の状態を実戦でチェックするわけです。

若手の選手や新人選手、他球団から来た選手などがうまく機能するように、使いどころを試しているという側面が強いんじゃないでしょうか。

もう一つのおもしろみは、公式戦があまり行われない明石市、焼津市、小牧市といった地方都市で開催されることです。

地方のファンにプロ野球を生で見てもらえるという格好の機会になっているわけです。

さらに、セ・リーグ同士、パ・リーグ同士のオープン戦もあって、これについては、公式戦さながらのおもしろさがありますね。

興行としての球団収入

球団としては興行ということで、収入があるっていうところが練習試合と違うところになります。

まあ、たいがいのオープン戦のチケットはシーズン中よりは安いので、シーズン中にはなかなか手が出ないようなちょっと高い席とかで観戦することもできるんですよ。

オープン戦独特のルールとは?

勝ち負けだけにこだわる必要がない

オープン戦では、公式戦と少しばかりルールが違っているんですね。たとえば、9回で同点の場合、公式戦では延長ですが、オープン戦では延長戦はほとんどやりません。

パ・リーグの試合と交流戦の試合のみで実施されている指名打者制だが、オープン戦ではセ・リーグ同士でも指名打者制を採用することもできます。

対戦するチーム同士で指名打者制を自由に選ぶことができるんですね。そのほかの点は、ほぼ公式戦と同じルールで、公式の記録員が記録をつけていて、記録にも残るんですよ。

オープン戦の結果と公式戦

オープン戦にまつわるジンクスも

あるファンの間では、オープン戦で好調なチームほど、公式戦でいい結果を出せない、というジンクスがあるそうです。

たとえば、阪神タイガースがとても弱かった時代、1986年~2001年頃の話で、オープン戦で外国人選手が絶好調だったんですね。

ファンは、それを見て、今年こそ阪神タイガースはやってくれるだろうと期待していたんですね。

ところが、実際に公式戦に入ってみると、あの活躍は何処へやら、相変わらずの下位に低迷してしまったというようなことがあったそうです。

そんなこともあって、オープン戦で好調なチームは、公式戦では勝てない、というジンクスになってしまったという話なんですね。

まず、契約更改のしくみを知ろう

プロ野球選手の給料の仕組み

「年俸制」という言葉で表されている部分ですね。毎年ペナントレースが終わった11月ごろになるといわゆる、契約更改が行われます。そして、来年の契約を結ぶとともに年俸が決まるわけです。

球団からの年俸額はその年の活躍がどうだったかで提示されます。したがって、勝ちに貢献した場合は大きく跳ね上がりますが、まったく一軍の試合に出なかったら下がるわけです。

年俸とは別に、ボーナスが支払われる契約があります。「インセンティブ契約」と言い、出来高払い、という表現で言われています。

プロ野球選手は何人いるのか

極めて狭い門に厳しい契約更改

プロ野球選手として契約している「支配下登録選手」と呼ばれる人は各球団それぞれ70名までと決まっているんです。あとは育成選手です。

この70名から1軍登録の28名を引いた人数、最大42名が各球団の「2軍」なんです。

つまり、日本における「プロ野球選手」というのは、毎年各球団70名×12球団で、最大でも840名しかいません。

年俸を決めるのは何?

活躍できなかったら首になる

年俸を決める要素は次のようになっています。
・球団成績・観客動員数・球団イメージにどれだけ貢献したか?
・個人成績はどうだったか。打者なら打率・打点・ホームラン・勝利打点・盗塁数・出場イニング。投手なら勝ち数、防御率、ホールド数、セーブ数など。

前年度と比べたり、次年度への期待度を加味します。そういった、個人の絶対評価がまずあって、そこにチーム内並びに他球団の同等選手との相対評価が下されます。

支配下選手全体の球団としての予算があるわけで、チームの成績以外の営業収支の影響も受けることになります。

もし、契約更改できなかったら

契約更改が年を越した場合の先?

契約合意に至らなかったらどうなるのでしょう。その場合の決着は次のようなパターンになります。
・年俸調停を経た合意
・自由契約
・他球団とのトレード
・任意引退
・資格停止
のいずれかになります。

契約更改ができなかった場合、2月のキャンプには自費参加ということになります。

その後も契約更改がうまく行かなかったら、球団または選手のどちらかがコミッショナーに調停を申請します。

その後、球団が選手の保留権を放棄して、自由契約にするか、、または選手を他球団にトレードするわけです。

タイブレークのルールを簡単にまとめると

注目は高校野球のルール

タイブレークって、テニスの試合やソフトボールの試合で有名になりましたね。最近では、WBCの試合で行われたので、それで知った人もいるかなと思います。

さて、野球のタイブレークについては、少年野球や軟式野球ではごく普通のルールになっています。40年以上も前から少年野球の大会では採用されています。

大学野球に採用されたこともあって、残るは公式の高校野球とプロ野球だけです。ということは、もうすでに、タイブレークが主流なんですね。

WBCなど大きな大会で採用されているルールもじつは、いくつかあるタイブレークルールのひとつです。

だから、1つのルールを知っていたとしても、大会が変わると、全く状況が違うので注意が必要です。

軟式野球や少年野球では、公式規則として、延長方法やタイブレークの方法が決められています。

タイブレークルールは確認してから観戦しよう

それぞれの大会において、ランナーが、ワンアウト満塁か、ノーアウト満塁か、はたまた、ワンアウト2、3塁なのか全然違いますからね。

また打順も試合の続きでタイブレークに入るのか、一番バッターから入るのか、はたまた好きな打順が選べるのか、違いすぎますよね。

どのルールも目的は決着がつきやすいようにして、いろいろなデメリットを解決するためです。したがって、点が入りやすく、また試合が長くならないようにしているんです。

タイブレークに入ったら駆け引きは別物

タイブレークは後攻が有利?

これは先行側の得点に合わせて作戦が立てられるからだそうです。しかし、先行側が大量点を取ってしまえば、話は別です。

大量点に守られて、守備は定位置で、少しの得点は気にせず、思い切ってプレーできるからです。
そういった、ことも1つのパターンで、さまざまな状況が起こるので、戦術をたてるベンチワークが重要になってくるのです。

草野球や少年野球でタイブレークを見る時は、ランナーがどのような設定からスタートするかも見どころになるでしょう。

満塁という場面は、スクイズされにくいし、ホームがフォースアウトになるので、守りやすいのです。

内野も前進守備にすることでダブルプレーで0点に抑えられたりします。満塁ではないルールだと、フォースアウトやダブルプレーが取りにくくなります。

見事打たれた時は仕方ありませんが、ミスをすると、タイブレークは直接点につながります。

普段からそういった局面を考えて練習しているチームが結局は勝つのかも知れません。

いろいろなパターンのタイブレーク(1)

少年野球はワンアウト満塁、軟式野球はノーアウト満塁

少年野球のタイブレーク実施細則では、中学生は延長8回から、小学生の部は延長7回からが基本的なタイブレークパターンです。

決勝戦など、特別な場合もあります。

「両チームの得点が等しいとき、以降の回の攻撃は、一死走者満塁の状態から行うものとする。」と定められています。

打者は、前回正規に打撃を完了した打者の次の打順の者になり、走者は、打者の前の打順の者が一塁走者、一塁走者の前の打順の者が二塁走者、同様に三塁走者が出ます。

大人の硬式野球のルール

社会人野球などの延長戦のルールは、9回を完了して同点の場合は、回数は、最長12回まで、3時間30分を経過した場合は、新しい延長イニングに入りません。

これを終了しても同点のときは、タイブレーク方式になります。このとき、ノーアウト満塁で、打順は続きで、前回の最終打者を一塁走者とし、二塁、三塁の走者は順次前の打者です。

1回で決まらないときは、更に継続打順でこれを繰り返すとなっています。

大学野球も謎のルール、WBCはわかりやすかった

高校野球がどうするかはこれから注目

WBCの場合

WBCでは、延長11回に入ると、タイブレークのルールが適用される陽になりました。。

延長10回は、普通のゲームで、延長11回は、タイブレークに入ります。ノーアウト、1.2塁という場面で、スタートします。

1塁、2塁ランナーは、打席に入る打者の、前の打順2人がランナーとなります。

大学野球の場合

大学野球のタイブレーク規定は少し奇妙です。まず、9回の攻撃を完了し、両チームの得点が等しいとき、はタイブレークになります。

そのときは1死走者満塁の状態から行いますが、攻撃を開始する打順を選択することができることになっています。

両チームは、メンバー交換時に渡す選択打順申告用紙に打者、走者を記入し、タイブレーク開始前、両チームの監督は本塁上に集まって用紙を出します。

走者は、記入した打者の前の打順のものが1塁走者、1塁走者の前の打順のものが2塁走者、2塁走者の前の打順のものが3塁走者になります。

以後も延長回が続く場合は、継続打順でタイブレークをします。これは、走者を選べるという意味でもすごいルールですね。

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