ゆず湯とは?冬至の日に行う由来と方法、その効能

冬至は一年で一番昼が短い日

四季を生活のよりどころにしていた名残

冬至とは二十四節気の一つでです。立冬と立春の真ん中にある節気なんです。暦の上ではちょうど冬の真ん中に位置し、一年の内で最も昼が短く夜が長い日ですね。

この、一年で最も昼が短いということは、翌日から長くなるということでもあるわけです。

というわけで、この日を境に、再び力がよみがえってくるととらえ、一陽来復=いちようらいふくといったそうです。

冬至を境に運気が上昇するととらえていたわけです。まさに、前向きにとらえていたんですね。

ゆず湯の始まりとは?

みそぎ、としてのゆず湯の始まり

昔は、毎日お風呂に入る習慣などありませんでした。そんな時代にゆず湯は、冬至の日に行う禊=みそぎの風習だったそうです。

これから増していく太陽の恵みを受ける前に、ゆずの香りで邪気を払って体を清めたというんですね。

というわけで、これからに日照時間が増える冬至の日に、厄祓いという意味でゆず湯に入るようになったというわけです。。

ゆずの実の特徴からも別の意味が

ゆずは実るまでに長い年月がかかるそうです。このことから長年の苦労が実ることを願ってゆず湯に使ったとも言われています。

なお、現在のように湯船にゆずを浮かべたのは、江戸時代に銭湯が冬至風呂として始めたのが、その後流行したからだそうです。

ゆず湯には、血行促進効果がある

ビタミンCのもたらす効果

この血行促進効果で、腰痛や冷え性が和らぐわけです。さらに、ゆずの果皮や果汁に含まれているビタミンCのおかげで、美肌効果があるとも言われているんですね。

また、ビタミンCには肌の保水性を高め、抗酸化作用ももっています。これによって、乾燥肌の予防や老化予防、さら肌を守るバリア機能の強化なども期待できるんですね。

クエン酸が疲労回復に役立つ

レモンや梅干しなどを食べると酸っぱい味がします。この酸味の正体はクエン酸です。そして、ゆずにはクエン酸も豊富に含まれているんです。

この、クエン酸の主な働きは、乳酸を分解し、疲労を回復したり、血行の改善やミネラルの吸収を促進するといわれています。

アロマテラピーとしてのゆず湯

ゆずの香りは本当に気持ちがリラックスします。特に、天然のゆず風呂には、ゆずの芳香が暖かい空気に含まれて、柔らかく体に入ってきます。これがリラックス効果になるんですね。

冬至にゆず湯に入ると1年中風邪をひかない

ゆず湯といえば、この文言が一番有名

実際に効能としては『風邪をひかない』ようになる効能があるんです。それは、普通の湯船に比べて「ノルアドレナリン」という成分が4倍も多く、それが血管を収縮させる効果のあるというのです。

この成分の影響を受けて血管が拡張すると、体の隅々にまで血が行き渡るので、普通のお風呂に入るよりも体が温まるわけです。

その結果、風邪を引きにくいことになるですね。さらに、ビタミンCやクエン酸も風邪の引きにくさに関係しているとも言われています。

そして、よく言われる美肌効果もこのビタミンCやクエン酸によるものが多いと言われています。

ゆず湯は普通のお風呂よりも温まることができて、風邪の予防になり、さらには美肌効果もあるということになるわけです。

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