弥生という名前の読み方の由来、新暦ではいつからいつまでに当たる?

意味は二十四節気が関係している

3月は弥生=やよい

弥生の「弥」という字には「いよいよ・ますます」といった意味があるそうです。草木がいよいよ生い茂る月ということなんですね。

これも旧暦のことなので、今で言えば、3月末から4月にかけてです。旧暦の方が、弥生のイメージがしっくりきたりしますね。

それは、まあ、当然のことです。旧暦そのものは月の満ち欠けを元に作った暦です。二十四節気は太陽の動きを元に作った区切りです。

二十四節気が月と一致しない理由

太陰暦の弱点を補う二十四節気

では、3月=弥生は二十四節気では何処にあたるかと言えば、春分~清明~穀雨
の部分ですね。

しかし、これが弥生ではありません。あくまでも、弥生は新月から新月の所ですから、3月末から4月末当たりになっています。

要するに、太陰暦の持つ、季節感のずれを、二十四節気を用いることで補ってきたんですね。

というわけで、結論から言えば、こうなっています。「弥生は穀雨を含む月」ということになっていたんです。

そして、季節の行事は二十四節気を元にすることで季節に合わせることとし、月日の読みはそれに何となく合わせてきた、というのが実情みたいです。

太陽暦では季節感とずれる

一番正しいのは、あくまでも二十四節気

二十四節気は太陽の動きを元に作ってあるので、季節感はバッチリです。ところが、太陽暦は太陽の動きを元に作ってあるが故に季節感がずれてしまいます。

それは、太陽の動きはあくまでも位置の問題であって、太陽から受ける光が地球の気候に与える影響は、約2ヵ月ほどずれてしまいます。

たとえば、12月の冬至が昼の時間が一番短いはずですね。ところが、一番寒い時期は1月末から2月になる。

二十四節気はそのずれを見事に解決しています。ちなみに大寒は毎年1月20、21日頃になります。

月の呼び名はさまざま

弥生はあくまでも一般的な呼び名

3月の弥生は、穀雨を含む旧暦の月名だと言うことがわかりましたね。ということで、それに合っておりさえすれば、弥生以外の呼び名もぜんぜんよかったわけです。

ということで、実際にも、たくさんの呼び名が残されています。今の太陽暦の「順番月」よりも季節感が満ちていて、日本らしいと思いませんか。

・「花つ月(はなつづき)」

花続きの月であることから呼ばれるもので、弥生に次いで有名ですね。

・「建辰月(けんしんげつ)」

北斗七星の柄の部分が「辰」の方向に向かう季節であることからこう呼ばれます。

・「禊月(けいげつ)」

3月3日の上巳の節句に、上巳の禊を行うので、そのことからきています。ひな祭りとも関係します。

・「夢見月(ゆめみつき)」

こちらは、俳句で春の季語としてよく使われていますね。

・「花惜月(はなおしみづき)」

弥生は穀雨を含む月ですから3月の終わりから4月の終わり頃です。もう、春も終わりに近づき、桜もが散る季節だということを言っています。
この他にもいろいろな表現が残っています。どれも、季節感漂う呼び名ですね。
・「桃月(とうげつ)」
・「花見月(はなみつき)」
・「季春(きしゅん)」
・「晩春(くれのはる)」
・「蚕月(さんげつ)」
・「雛月(ひなつき)」

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