招き猫って日本だけのものなのか?
招き猫の由来は何?なぜ手を挙げているのか?
よく商売をしているお店や自宅の玄関先に招き猫を飾っているところもありますが、招き猫って一体どんな意味合いがあるのでしょうか。
猫は、ねずみやげっ歯類を駆除して穀物を守る仕事してくますよね、昔はしっかりしていない建物が多かった時代にねずみの侵入によ農作物の被害は深刻でした。
そのため、駆除してくれる猫を「おいでおいで」と呼び、猫が住み着いた家は商売繁盛につながるため、福を呼ぶ動物と言われるようになりました。
江戸時代初期、猫はたくさんいたわけではなかったため、一般の人々が手に入れることが非常に難しかったそうです。
そこで、あたかも猫がいるように見せるために、猫の絵が書かれた紙を店に貼りつけました。これが招き猫の始まりと言われています。
この招き猫は日本が発祥ですが、この日本で始まった招き猫が今や外国でもブームになっているのです。
ベトナムや台湾更にはアメリカなどで縁起物として街中や公園などに置かれる様になりました。
招き猫はなぜ右手を挙げている物が多くある??
それぞれ上げる手によって理由がある!!
私達がよくみる招き猫のほとんどは右手を上げているのがほとんどです。しかし、実は招き猫猫には右手以外にも左手や更には両手を上げている招き猫までいるのです。
では、それぞれの上げる手の意味合いを見てみましょう。
右手を上げている
右手を上げている招き猫は、主にお金や金運を招くと言われています。一般のご家庭に置かれているものは、このタイプが多くあります。
左手を上げている
左手を上げている招き猫は、主に人を招くと言われてをり、人が寄ってくることから商売繁盛に繋がりお店などに置かれることが多くあります。
両手を上げている
両手を上げている招き猫は、お金も人も集まってくる!など欲張りな招き猫と言われてをり、しかし、両手を上げている状態がバンザイをしているかっこに見えるため、破産や倒産を意味する言葉で、縁起が良くないと言われる場合も両手の招き猫にはあります。
上げている手の高さは、高ければ高いほど、遠くの福を呼び込むとも言われています。
招き猫の色にも意味がある!
白だけではない招き猫の色
招き猫猫は元々白い色しかありませんでした。
しかし、最近では風水のブームにより風水と融合した色んな色をした招き猫があります。
【白の招き猫】
白い招き猫は開運を招いてくれると言われております。白は風水では全体運を上げる色とされています。昔ながらの招き猫はほとんどが白い色です。
【赤の招き猫】
赤色の招き猫は「無病息災」を意味しています。健康でいつまでも元気でいられる様にデスクやリビングなどに置くと良いでしょう。
【黒の招き猫】
黒い招き猫と聞くとあまり良いイメージはないですよね、黒い招き猫は「魔除け」になる、と言われています。悪いものが入ってこないように、玄関や店先に置くと力を発揮してくれます。
【金と黄色の招き猫】
金の招き猫は白の次に人気があり「金運」を招いてくれます。同様に黄色も「金運」を呼び込んでくれるとされており、どちらも部屋の西側に置くと更に良いと言われています。
招き猫を置く場所が汚れていると金運が逃げてしまうので、常にキレイに掃除しておきましょう。また、必ず西側に置かなければいけない訳ではなく、太陽光が当たる場所に置くのも良いとされています