箱根駅伝の始まりと歴史、なぜ関東だけ、活躍したスター選手たち | 新常識発見で気分爽快!

箱根駅伝の始まりと歴史、なぜ関東だけ、活躍したスター選手たち

お正月の風物詩、箱根駅伝について

箱根駅伝について

箱根駅伝は、1月2日と1月3日に開催される大学駅伝の大会です。正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言います。

出雲駅伝、全日本大学駅伝と並んで、大学3大駅伝の1つに数えられますが、出雲駅伝や全日本駅伝と違い、関東の大学しか参加できません。理由は、箱根駅伝を主催するのが関東学生陸上競技連盟だからです。

そのため、学生ランナーは箱根駅伝を走りたいため、関東の大学に集中するといった弊害が出てきています。

関東の大学とそれ以外の大学の実力差も大きく、出雲駅伝では第1回大会から全部、関東の大学が優勝。全日本大学駅伝では、福岡大学の2回、京都産業大学の1回以外はすべて関東の大学が優勝しています。

根駅伝の弊害について

駅伝の練習の特殊性

箱根駅伝の弊害は、関東の大学へ選手が一極集中するだけではありません。日本では、駅伝の人気が高く、中学、高校、大学、実業団とずっと駅伝メインの練習を行い傾向が強いのです。

そのため、マラソンに適応するのに時間がかかると言われています。

マラソンの世界記録は2018年にケニアのキプチョゲ選手が出した2時間1分39秒です。それに対して、日本記録は2018年に大迫選手が出した2時間5分50秒です。何と4分以上も差があるのです。

ただ2018年には箱根駅伝でも活躍した設楽選手、大迫選手が立て続けに日本記録を更新しました。大迫選手は、早稲田大学に在学中から、練習拠点をアメリカに置くなど、マラソンを目指して努力を続けていました。

箱根駅伝出身の選手が日本の陸上長距離界をしていくことで、箱根駅伝の弊害と言う声は自然に収まっていくのではないでしょうか。

箱根駅伝出身のスター選手

駅伝から生まれるスターたち

箱根駅伝は、毎年、スター選手が生まれる競技です。これまでにも数多くの選手がスターとなっています。

瀬古利彦さん

最近では、バラエティなどにも出演されている瀬古利彦さんですが、かつては日本長距離界の期待の星でした。箱根駅伝でも早稲田大学の選手として4年連続でエース区間でもある花の2区で活躍しました。

もし日本がモスクワオリンピックに出場していたら、瀬古利彦さんが金メダルを取っていたのではないかとも言われています。

今井正人選手

元祖山の神の今井正人選手は、箱根の山登りでスター選手になった最初の選手です。順天堂大学に所属し、5区の山登りでチームを首位に押し上げる姿は、多くの注目を集めました。現在は、トヨタ自動車九州に所属して、マラソンや駅伝で活躍しています。

柏原竜二さん

新・山の神と呼ばれた柏原竜二さんは、東洋大学で今井正人選手の記録を塗り替えると、毎年、自己記録を更新する走りを見せました。大学卒業後は富士通に所属し、マラソン転向を目指しましたが、ケガにも悩まされ若くして引退することになりました。現在は、富士通のアメリカンフットボールチームのマネージャーとして活躍しています。

神野大地選手

青山大学黄金時代をけん引したのが3代目山の神の神野大地選手です。名前のインパクトも大きく、まさに陸上競技をするために生まれたかのようでもあります。恩師の原晋先生と一緒にバラエティ番組などにも出演し知名度を高めています。現在は、フリーのプロ選手に転向して東京オリンピック出場を目指しています。

設楽啓太選手・設楽悠太選手

東洋大学で双子ランナーとして活躍したのが設楽兄弟です。兄の啓太選手は、コニカミノルタから日本物流の陸上部に所属し、マラソンを中心に活躍しています。弟の悠太選手は、Honda所属で2018年の東京マラソンでは当時の日本記録でもある2時間6分18秒の記録を出しています。

大迫傑選手

早稲田大学出身の大迫選手は、大学時代からアメリカに練習拠点を置くなどして、マラソンへの強い意識をもって練習をしていました。その成果もあって、2018年のボストンマラソンでは日本記録を更新し、一躍、日本マラソン界をリードする存在となりました。日本の実業団には所属せず、プロとして活動している選手でもあります。

意外と知らない駅伝について

駅伝の秘密

駅伝は、日本発祥の競技で、大きな大会は日本でしか行われていません。そのため、世界でもEKIDENとして知られています。

かつては、日本で海外のチームを招待して行う国際駅伝大会もありましたが、今では国内の男女の大会だけとなっています。

是非、EKIDENをオリンピック種目にまで育てて欲しいと思います。そうすれば、箱根駅伝の弊害や駅伝偏重主義の弊害と言った話も消えるのではないでしょうか。

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