いちご狩りにふさわしい、時期はいつごろ?
いちご狩りで食べるいちごの味は格別
畑でいちごの実がなっていると、ワクワクしますね。その場で、ほおばるときの満足感は何とも言えないです。
いちご狩りは家族みんなで楽しめるし、、最近人気急上昇のレジャーです。その場で食べるときのあの格別のおいしさを楽しみましょう。
では、いちご狩りにふさわしい時期っていつ頃なんでしょうか。いちごって春の果物のように思われていますね。しかし、年中見かけるような気もします。
さて、いちご狩りの時期や季節はいつか、また、美味しい品種は何か、さらに、いちごが年中見られるのはなぜか見ていきましょう。
いちごの旬はいつ?
栽培場所に左右される旬
ふつう、露地栽培でいちごを育てると、自然にいちごの実がなるのは4月から5月になるそうです。
ところが、ハウス栽培の技術が向上して、そこへ、クリスマスケーキでの需要に向けての出荷が重なり、出荷量の一番多い時期は12月後半になっているそうです。
結局、いちごは12月後半から、本来の旬である5月までまんべんなく出回っている状態になったわけです。
ハウス栽培でいちご狩り
旬のイメージが変わった
一般的にいつ頃がシーズンかと言えば、1月から始まって、5月のゴールデンウィーク明けくらいまでということになりそうです。
関東周辺
関東でいちご狩りが楽しめるのは、1月~5月上旬ごろまでです。また、いちご狩りが出来る農園の数は関東地方が最も多く、100か所近くもあるそうです。
一番多いのが千葉県で、いちご農園の数も多く、それに次いで茨城県、群馬県と続くそうです。
千葉や埼玉、静岡あたりでは少し早めの12月からいちご狩りが始まっているという話です。
また、遅いところでは6月でもいちご狩りができるいちご農園もあるそうです。ということは、関東ではかなり長い間いちご狩りが楽しめそうですね。
関西周辺
関西でも、いちご狩りが楽しめるのは、1月~6月ごろまでです。多くのいちご農園はいちご狩りは1月からスタートします。
ただ、関東と比べると、いちご狩りができるいちご農園は、少なめで、だいたい40か所くらいだそうです。
北海道
ハウス栽培によって、いちごが冬の果物のようなイメージになっています。そのせいか、北海道でもいちご狩りが盛んだとおもいきや、北海道のいちご狩りは6月中旬から7月下旬ごろでした。
じつは、北海道のいちご農園と、関東・関西のいちご農園とでは栽培方法が違っていました。
関西や関東などでは、いちごの栽培はハウス栽培が一般的なんですが、北海道では主に露地栽培ですし、ハウスを使っても無加温ハウス栽培が主流なんです。
そのために北海道ではいちご狩りを楽しめる期間が2~3週間と限られています。また、時期も他に比べて遅くなっているわけです。
さらに、道内でいちご狩りができる農園も、全部で10か所ほどしかありません。
いちご狩りの美味しい品種
品種改良でさらにおいしく
農園によっても違っては来ますが、代表的ないちごの品種は次のようになっています。
1.章姫(あきひめ)
酸味が少なくて、あっさりした甘みが魅力的です。子供にも人気で、関東では最も多く栽培されているようです。
2.紅ほっぺ
甘みや酸味がともにとても強い品種です。果肉が中まで赤いのが特徴的です。
3.とちおとめ
今、日本で一番多く栽培されている品種だそうです。粒が大きく、ジューシーで適度な酸味が特徴です。
4.さちのか
甘みと酸味のバランスが良く、人気が高まっています。すこし果肉が固めなのが特徴です。
5.さがほのか
関西でよく見かけます。甘みと酸味のバランスが良くて、粒が大きめです。色は真っ赤というわけではなく、ピンクに近い感じです。
6.あまおう
関西よりも西で人気です。『あ』かい、『ま』るい、『お』おきい、『う』まいの頭文字をとって名付けられた品種だそうです。大粒で、甘みが強いのが特徴です。