ぶどう狩りでぶどうをとことん食べて楽しめる
自然の中で、家族の絆も深まりそう
果物狩りにもいろいろありますが、特に人気の高いフルーツと言えば、ぶどうだと思います。
なぜかといえば、ぶどう農家もぶどう狩りのために、人気のある品種をそろえていて、お客のニーズと一致しているからでしょう。
とにかく、誰でも楽しめるレジャーとしての果物狩りだと思います。老若男女問わず楽しめますから。
また、最近はバリアフリーを意識した農園が増えています。車椅子でも楽しめるように工夫している農園も増えているそうです。
収穫の喜びを実感したい
お店では味わえない収穫体験
ぶどう狩りに行って、実際に収穫するときは、全体的に色づきがよくて、皮に張りのあるぶどうを選びましょう。
もし、甘いぶどうを探すなら、ブルームという白い粉のようなものを探します。これは、熟すと自然につくものなので、害はありません。
収穫後は早めに食べよう
ぶどうはあまり日持ちしません。なので、早めに食べたほうがおいしく味わえます。ただし、ブルームは実の乾燥を防いでくれるので、食べるまで取らない方がいいそうです。
ぶどうを保存する場合は新聞紙に包んで、冷蔵庫の野菜室に入れます。あまり温度が低いとすぐに痛んでしまいます。保存の目安は2週間程度だそうです。
ぶどう狩りに適した時期
多くの品種で長い期間楽しめる
ぶどうには様々な品種があります。ぶどう農園では複数の品種を取り扱うことで、長い期間ぶどう狩りを楽しめるように工夫しているんですね。
品種を選んでいくなら、食べ応えのある巨峰、子供でも食べやすい種なしピオーネやシャインシャインマスカットなどが人気だそうです。
楽しめる期間はいつ?
ぶどう狩りが楽しめる時期は場所によって多少違いがありますが、だいたい7月~11月ぐらいまでというところが多いようです。
その期間中に、いろいろな品種が楽しめるのもぶどう狩りの魅力の1つだと思います。
それぞれの品種が食べられる時期の目安
・デラウェア 7月下旬~8月上旬
・キングデラウエア 8月中旬~9月上旬
・種なし巨峰 8月中旬~10月上旬
・ゴルビー 8月下旬~9月中旬
・ネオマスカット 9月上旬~9月中旬
・ピオーネ 9月上旬~10月上旬
・ベリーA 9月中旬
・巨峰 9月中旬
主な品種の特徴
違う品種を味わうのも楽しみの1つ
・ピオーネ
ひと粒がピンポン玉大ほどです。巨峰よりもかなり大きいです。食感も弾力があって楽しめます。糖度16~20%の甘さで、酸味は少なめです。種なしが多いのがうれしいですね。
・巨峰
極上の甘さが魅力です。まさにぶどうの王様でしょう。糖度18%以上もあって、果汁もたっぷりです。酸味もほどよく、大粒で高級感たっぷりです。
・デラウェア
小粒で実がぎっしりついた、むかしながらのぶどうです。その大きさと種なしの食べやすさで、子どもにも人気です。糖度20~23%と甘みが群を抜いています。
・シャインマスカット
大粒で糖度も18度~20度と高い品種です。酸味は控えめで、皮ごと食べられるので、こどもも安心して食べられます。上品な甘みとマスカット香で人気の品種です。
・キャンベル・アーリー
甘みにあわせて、酸味もあって、さっぱりとした味わいが特徴です。どちらかといえば、生食よりもジュースやジャムを作るのに適しています。
・甲斐路
山梨県特産の紅いマスカットと言われる品種です。ほのかにマスカットのような香りもあって、みずみずしさが人気です。大粒で日持ちしやすいのも特徴です。
・マスカットベリーA
甘みと酸味が絶妙のバランスを保っています。このぶどうは赤ワインの原料としても知られています。マスカットといいながら、熟すと黒くなります。
・スチューベン
はちみつのような甘みが特徴の品種です。食べると、甘い香りが広がります。日持ちがして、時間がたつと甘みが増してきます。
・ナイアガラ
甘く上品な香りの白ぶどうです。皮が薄くて、甘酸っぱい味わいが人気です。風味が豊かなので白ワインやジュースにも使われるそうです。