居眠り運転対策とは?突然襲う眠気の原因と防ぎ方、病気のせいかも

一瞬、記憶が飛んでいた?

ひやっとした経験だけで終わっていたらラッキー

高速道路を走っていたら、あくびが出るようになり、まぶたが重たくなってきたな、と思ったら、とつぜん、ウトっとしてしまったなんて経験ありますか。

また、渋滞を抜けて、やっとの思いで近所までたどり着いて、信号待ちをしていたら、いつの間にかウトウトしてしまって、後続のクラクションで目がさめたなんて感じです。

これ、事故になっていないだけで、現実には、これと同じようなことが元で大きな事故も起こっているんですね。

飲酒運転と同じ現象が起こっている

じつは、居眠り運転は、飲酒運転とよく似た状態であることがわかっています。ということは、同じくらい危険であることなんですね。

旅行や帰省等で長時間、長い距離を運転していると、特に高速道路ではハンドル操作がないし、景色もあまり変わらないので、眠くなりやすいのです。

「運転中についうとうとしてしまった」など、居眠り運転でヒヤリとした経験がある人は、その怖さがわかりますね。

さて、そんなドライブ先で襲ってきた睡魔に対する対策をたてておきましょう。それで、自分の命、家族の命が助かると言うことですから。

居眠り運転の事故が発生しやすい時刻

人間の睡眠のリズムにも関係

一般の交通事故は日中の中でも、朝と夕方のラッシュ時に特に多いそうです。

これに対して居眠り運転による事故は交通量の少ない時間帯に多発しています。一つは夜半から早朝にかけて、もう一つは午後2時から5時だそうです。

この時刻が居眠り運転の事故が発生しやすい時間帯で、眠気が発生しやすい時刻なんですね。

自分では「まだいける」でも疲れは溜まっている

居眠り運転の原因のほとんどは「疲労」と「睡眠不足」だそうです。したがって、居眠り運転を防止するには、疲れているときや睡眠不足のときに運転しないということになります。

また、運転前に眠気をさそう成分の入った薬の服用も絶対にダメです。それこそ、飲酒運転をしているのと全く同じことになります。

当たり前の方法が二つ、それ以外は気休め

運転中の眠気を防止するポイントは2つです。

1.疲れを感じる前に休憩をとる

人生をかけて運転しているという自覚が必要です。人の胃の英まで奪ってしまいかねない、居眠り運転です。休息を面倒だと思う、そのいいかげんさが命を奪います。

まず、長時間のドライブでは最低でも2時間に1回は休憩を取ります。その休憩はクルマを止めるだけでなく、降車して新鮮な空気を肺に送り込みます。

2.仮眠をとって、眠気を吹き飛ばす

仮眠は15~30分以内を目安にします。眠り過ぎは、起きた後かえって眠気がとれないことがあるので要注意です。

また、起きてすぐに運転することは、気をつけるべきです。最悪、目が覚めていない状態で運転することになります。

補助的な方法も使えば安心

あくまでも補助的な物で頼らない

ガムや昆布を噛む

ガムや昆布など歯応えがあって、長時間咀嚼できるものを噛むことで、脳の血管を拡張させて血行を良くすることができます。

これは、たしかに眠気をある程度は防止できる効果もあるといわれています。

甘い飲料をとる

脳は糖分が不足して血糖値が下がることで疲労を感じます。そこで休憩に糖分の多く含まれた飲み物を飲んでおきます。

そのとき、糖分の吸収をサポートするビタミンB1をとれば、さらに効果的だといわれています。

カフェインの力を借りる

コーヒーや紅茶など、カフェインの入った飲料を飲むのは、眠くなりそうな段階を予測します。カフェインの効果が現れるのは、それから30分くらいかかります。

歌を歌ったり、大声でしゃべる

声を出すことであごを動かすことになります。あごの運動は、覚醒レベルをつかさどる「脳幹網様体」というところに信号を送るので、脳が覚醒します。

顔を洗う

冷たい水で顔を洗ったり、冷たいおしぼりなどで顔を拭くと一時的な覚醒効果は期待できます。しかし、効果はあまり長続きしないようです。

スッキリする香りを嗅ぐ

香りが精神に与える効能を利用したアロマテラピーですが、気分をスッキリさせ、集中力が増す効果があると言われています。

眠気防止グッズ

さまざまなグッズが販売されています。それぞれの効果はそれなりにあるのは間違いないでしょうが、頼りすぎないことです。

病気のときは対応は別

睡眠時無呼吸症候群

「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれる睡眠障害があります。これは、日中でも強烈な眠気に襲われるそうです。この場合は、たんなる居眠りとは異なります。

なかには、眠気を感じる前に突然眠ってしまうといったおそろしい症状もあるそうなので、治療すべきです。

現在、日本人の約3%が睡眠時無呼吸症候群だといわれます。睡眠時無呼吸症候群の疑いのあるドライバーは運転免許証の更新時に申告しなければなりません。

また、このような病気でなくても、疲労の蓄積や睡眠不足、無理な長距離ドライブなど、日常的に居眠り運転を引き起こす危険性はあるのです。

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