旧暦の寒の時期とは?寒の入り、寒の明け、寒の戻り、意味と使い方

寒の時期とは?

暦の上で、いちばん寒い時期のこと

毎年の季節の変化を通してみて、一年のうちでいちばん寒さが厳しい時期を寒中と呼び、その最初の日が寒の入りです。

季節の変化は太陽の動きを元に、暦が作られていて、そのなかの小寒という日と立春という日の前日までの約1ヶ月の期間のことなんです。

小寒の日が寒の入り

太陽の動きから見ると、立春は普通は2月4日になります。1月5日ごろが小寒で、その日から2月3日までが寒の期間で寒中ということになります。

寒の期間の真ん中あたりが一年で一番寒い日で、大寒と呼びます。大寒は1月20日ごろですね。

また、大寒は寒のうちでも一番寒い期間という意味もあります。あくまでも、太陽の動きに基づいているので、体感的な寒さとは少しずれているのが普通みたいです。

寒の明けとは

小寒が寒の入りで、寒の期間が始まる日という意味ですから、寒の期間が終わるという寒の明けもあります。これは、立春にあたります。

そもそも二十四節気って何?

読み方は「にじゅうしせっき」

1年を太陽が通る道に合わせて24個の季節に分けたカレンダーが二十四節気といわれるものです

立春や春分、夏至、冬至などが一般的で有名ですが、この暦は古来、中国で用いられた暦なんです。その歴史は古く、紀元前からあるものだそうです。

二十四節気の日付けは年ごとに微妙に変化します。毎年同じというわけではありません。そのわけは、太陽の動きと地球の位置関係は微妙にずれているからです。

なぜ24個か?

この24に分けた暦の上での春夏秋冬をみると、春は立春から6つ、夏が立夏から6つというふうに各季節に6個づつが対応しています。そして、全部で6×4=24となるんです。

もともと二十四節気は中国から伝わったものですが、日本ではそれを日本の風土に合うようアレンジしたものが使われています。

寒の入り、寒中、寒の明け

二十四節気の表す意味

小寒

小寒は、寒さがしだいに厳しくなっていくころで、この日を「寒の入り」ともいいます。

大寒

小寒の次が、1年中で最も寒さが厳しいとされる「大寒」になります。

立春

立春の前日が「節分」です。季節を分ける日という意味ですね。

寒の内

「小寒」から「節分」までの約1か月間をいいます。

寒の明け

「寒」が終わって立春になることをいいます。

寒にちなんだ言葉

冬の行事も「寒」に合わせている

寒の季節に、武道の特別練習などをします。これは、寒稽古と呼ばれています。身も心も引き締まるというようなイメージですね。

冷たい冬の海の中で泳ぐことは寒中水泳です。東北地方では「寒中みそぎ」とよばれる、厳寒の津軽海峡に飛び込んで豊漁・豊作の祈願を行う行事もあるそうです。

寒中見舞い

年賀状は「松の内」と呼ばれる、正月から小正月までの約2週間にふつうは届くように出します

その時期を過ぎると、新年のあいさつはふさわしくなくなるので、2月3日までの寒の間は、年賀状ではなくて、「寒中見舞い」になるんですね。

お酒や味噌の仕込み

寒中は一年のうちで一番寒い時期なので、この時期の水は不純物が最も少ないそうです。このときの水で酒や味噌などを仕込むそうです。この時期も寒中です。

また、発酵食品がっくりと時間をかけて発酵するので、この時期に仕込むものを「寒仕込み」と言い、一番美味しく仕込めると言われています。

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