天気予報、アメダス以外にもレーダー、雲写真、コンピュータが活躍

天気予報を支える自動計測

ロボット測定が鍵を握っていた

アメダスは【AMeDAS】と表記します。英語でAutomated Meteorological Data Acquisition Systemの略称になっています。

気象庁が設置している地域気象観測システムのことで、自動気象データ収集システムが日本名なんだそうです。

測定されたデータは、電話回線を利用して集められ、コンピューターで処理してから各気象官署に配信しているそうです。

アメダスは全国をくまなく測定

当道府県レベルで力を発揮

アメダスは国内に約1300か所に設置されています。それぞれのアメダス観測所で気象観測を行っていますが、ずべてが同じことをしているのではないそうです。

全国にある、すべてのアメダス約1300ヵ所で雨量を観測しています。そのうちの約840ヵ所では気温、風速、雲量も測定しているそうです。

観測網の密度は、降水量の方は、約17km四方、4要素全ての観測点では約20km四方になります。これで都府県レベルの気象観測には効果を発揮しているそうです。

アメダスのデータは、気象庁のホームページで公開されているような地図や表形式の観測値として利用されています。

アメダスの歴史

自動観測の必要性が増してきた

1970年代前半ごろまでは、日本国内の公的な気象観測地点は、ごく限られたものだったそうです。

約100km間隔にある気象官署、気象レーダー、そして気象通報所と区内観測所という委託式の気象観測所しかなかったんですね。

気象予報などを強化のために、気象状況をきめ細かく、迅速に把握しなければならないということが課題でした。

そして、観測が人の手で行われていた状態では、データの報告速度や誤差に限界があったんですね。

そこで、観測の自動化と無人化によって報告速度を上げ、きめ細かい気象観測は気象官署に限定してデータの精密さを向上させることなどを目的にしてアメダスが開発されたわけです。

集中豪雨には力不足?

複合データの解析が重要

最近、ゲリラ豪雨のような集中豪雨や雷、突風、竜巻などの情報の必要性が高くなってきています。

このような狭い範囲の現象の把握は難しく、もし、対応しようと思えば、観測点を数十倍に増やす必要があるといわれています。

それは現実的ではないので、最近の傾向としては、局地現象への対応では気象レーダーの方が効率的なので、こちらが増強される傾向だそうです。

無人ゆえの保守管理の必要性

観測精度を維持するには、観測所付近の環境の保守管理が重要課題になってきているそうです。

アメダスは無人観測設備なので、自然環境を放置すると、さまざまな問題が発生してしまうのです。

2010年に京都府のあるアメダスの温度計を含む通風筒につる植物が巻き付いていたために、気象庁が全てのアメダスの緊急点検を行ったそうです。

すると、7箇所で実際に観測結果に影響があったとして、気象庁の統計には用いない事になったということです。

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