動悸や息切れとは?原因は自律神経失調や狭心症、心筋梗塞、糖尿病

動悸、息切れとは?

自分の心臓の拍動を感じる

動悸とは、自分の心臓の拍動をドクンドクンと感じるときの症状のことです。 ときに心臓の拍動を早く感じたり、脈拍が乱れることもあります。

激しい運動をしたわけでもないのに、軽い運動や平常時に動悸を感じることはやはり問題です。

ひょっとして、心臓の働きが低下していたり、不整脈が出ていたりする可能性もあるわけです。

不安やストレスなどの精神的なもの、睡眠不足や過労、貧血やホルモンバランスの乱れなどによって起こることもあるそうです。

呼吸が激しく苦しくなる

健康な人でも、全力で走ったり、階段を駆けのぼったりすると、息切れを起こすものです。

しかし、激しく動いたわけでもなく、ちょっと動いただけで息切れが起こるのは、心臓や肺、脳などの異常を示すサインかもしれないのです。

というのは、これらの器官に問題があると、呼吸の機能が低下し、体内の酸素が不足してしまって、息切れの症状があらわれるからなんです。

動悸が激しくなる場合

交感神経が優位になり過ぎている

1.過剰な興奮や緊張

興奮状態のとき、不安や緊張、恥かしい思いをしたときに、脈が速くなります。これは自律神経で、交感神経が優位になってそうなっているのです。

2.カフェインやアルコール

お茶やコーヒーに含まれるカフェイン、アルコール、ニコチンなども自律神経を刺激し、血圧を変化させて脈拍を速めます。

3.薬の副作用

低血圧、狭心症の治療薬で血管を拡張する薬や、腸の働きを抑えるために交感神経を強く刺激する薬の服用によって、動悸が起こることがあります。

また、糖尿病の治療で、インスリンの過剰投与によって低血糖を招き動悸が起こります。逆に、高血圧や心臓病の治療薬を中止した直後にも動悸が起こるそうです。

病気が原因

1.不整脈

心拍動の乱れが不整脈です。場合によっては、動悸とともに低血圧や失神、意識消失や心停止に至ることもあります。

2.狭心症・心筋梗塞

狭心症で、心臓の筋肉に送る血流が不足して心臓が一時的に酸素欠乏状態になると、胸の中央からのどにかけて圧迫痛が起こり、呼吸困難、動悸の症状が出ます。

心筋梗塞では、血管に血の塊が詰まって血流が途絶えます。その結果、不整脈による動悸や息切れが起こります。

3.低血糖症

血糖値の異常低下で動悸、手足の震え、冷や汗が起こります。また、空腹感やイライラ感が募って、感覚が鈍ります。

放置すると、異常行動、錯乱、痙攣に続いて意識を消失します。ときには死に至ることがあるそうです。

糖尿病の治療薬やインスリンの過剰投与でインスリンが強く効きすぎたりした場合などに起こることがあります。

4.バセドウ病

甲状腺ホルモンは代謝をコントロールします。その過剰分泌によって、全身のエネルギー代謝が異常に高まる病気です。

甲状腺の腫れ、眼球突出、動悸が主な症状になります。手がふるえたり、息切れ、不眠、生理不順や無月経、発汗、体重減少なども多く見られます。

5.貧血

貧血は鉄分の不足などが原因で、ヘモグロビンが減少した状態です。動悸の他には、息切れ、倦怠感や立ちくらみ、めまい、耳鳴り、さらに頭痛、冷えなどの症状があります。

6.更年期障害

閉経の前後、約10年間が更年期です。このとき、女性ホルモンのバランスが急激に変化し、心や体にさまざまなトラブルを引き起こすわけです。

動悸や疲れ、だるさ、息切れ、肩こり、のぼせやほてり、イライラや不安感などの症状の他、めまい、耳鳴りが起こることもあります。

7.その他

パニック障害や高血圧など他の原因も考えられるそうです。

息切れが起こる場合

ふだんの生活で起こる

1.激しい運動や運動不足

激しい運動をしたときほど大量の酸素が必要です。そのため、酸素を多く取り入れようと呼吸が早くなります。

また、運動不足だと、心臓が血液を送り出すための筋力が弱くなって、息切れを起こしやすくなるそうです。

2.肥満

肥満になると、心臓はたくさんの血液と酸素を体中に送ろうとして、活発に活動し、心臓には大きな負担がかかります。その結果、息切れや動悸が起こりやすくなるわけです。

3.過労やストレス

自律神経は脈拍や血圧などを調整していますが、過労や過剰なストレスでそれが乱れ、息切れしやすくなります。

また、ストレスを感じたときに、無意識に呼吸が浅くなってしまいます。その結果、肺に十分な酸素が送られなくなり、息切れを起こします。

病気による息切れ

1.慢性閉塞性肺疾患(COPD)

長年の喫煙習慣が原因の90%です。世界の死亡原因の第4位だそうです。喫煙によって慢性気管支炎や肺気腫が起こり、せきやたん、息切れが続きます。

30~40年近くかけてゆっくりと肺の機能が低下していき、次第に呼吸が苦しくなって、最終的には呼吸不全になってしまうのです。

2.気管支喘息

気道が過敏になって狭くなり、息が苦しくなる発作です。のどが詰まる感じから、ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音などの呼吸困難に至ります。

3.貧血

動悸の部分で説明しています。

4.更年期障害

動悸の部分で説明しています。

5.バセドウ病

動悸の部分で説明しています。

6.心不全

心筋梗塞や不整脈などによって、心臓の機能が低下して、体に十分な血液を送り出すことができなくなった状態をいいます。

全身の血液循環が悪くなり、肺にうっ血が生じて、呼吸困難、息切れや動悸が起こります。

7.狭心症・心筋梗塞

動悸の部分で説明しています。

8.脳出血

脳出血は、脳内の血管が破れて出血した症状です。脳の組織の破壊や障害起こります。息切れや激しいめまい、頭痛、吐き気・嘔吐、手足のまひなどが症状です。

9.不整脈

動悸の部分で説明しています。

10.過換気症候群(過呼吸症候群)

過剰な精神的ストレスが原因で、浅く速い呼吸を繰り返します。動悸や酸欠状態のような息苦しさ感じるそうです。

動悸や息切れを起こさないために

まずは生活習慣の改善から

1.塩分を控える

食生活を見直すことで、心臓への負担を減らせます。また、早食いは急激な血糖値の上昇を招きます。ゆっくりと良く噛んで食べれば、血糖値の上昇を抑えられます。

2.肥満を解消する

肥満は心臓に負担をかけます。また、あらゆる生活習慣病を呼び寄せます。日々の食生活や運動に気を配り、肥満を解消することが重要です。

3.運動不足を解消する

運動不足によって、筋力が低下し、心臓の働きも弱くなります。そのため少しの運動で息切れするのです。

4.急激な寒暖差に気をつける

急激な温度変化のために、血管が収縮して血圧が急上昇し、そのため心臓に大きな負担がかかるのです。

5.お酒やコーヒーは控える

アルコールやコーヒーの飲みすぎによって血流が増え、血圧が上がりやすくなります。その結果、心臓に負担をかかることになります。また肥満や動脈硬化にも繋がります。

5.喫煙を控える

血圧が上がって、心拍数が上がり、心臓に負担がかかるのです。また、血圧だけでなく体全体に悪影響を及ぼします。

6.ストレスを溜めない

ストレスは、心臓に負担をかける原因になります。疲労やストレスが蓄積しないように、つねに時間にゆとりをもって行動することが大切です。

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