メディアリテラシーの意味と今後の課題、問題点とは?

メディアリテラシーの意味

メディアリテラシーとは?

メディアリテラシーは、いわゆる、メディアである、テレビやインターネット、新聞などの出版物などが発信する情報を、主体的に受け止めて理解する能力です。

リテラシーという言葉の意味は、「読み書きの能力」を指します。したがって、メディアリテラシーといえば、メディアのメッセージを読み取りと合わせて、発信する能力も含むわけです。

メディアリテラシーが必要なわけ

実際にメディアの情報は、発信者によって異なる価値観が反映します。中には、自分の都合のいいようにねじ曲げていることも多いと考えられます。

そのような、偏りのある情報を見分ける能力は今の時代には欠かすことのできないものとなっているのです。

そのようなことに関する教育も、カナダなど欧米諸国では、早くから学校教育のカリキュラムに組み込まれてきました。

日本でも近年広がりつつあり、教育界や放送界での取り組みも始まっています。そういったことに関する市民ネットワークもひろがっています。

さまざまなリテラシー

情報リテラシーとコンピュータリテラシー

情報リテラシー

情報リテラシーとは、情報を使いこなす能力のことで、メディアリテラシーよりも幅広い能力を指すようです。

情報は、メディア以外にも、ネット上や、書籍など、さまざまなところから得られ、その大量の情報に対してのリテラシーなのです。

さまざまな情報の中から、必要なものを探し出して、さらに、課題に即して組み合わせたり加工したりします。

さらに、社会的な価値を生み出したり、新しいものを作り出したりするための基礎的な知識や技能の集合だといえるのです。

コンピュータリテラシー

コンピュータリテラシーは、コンピュータを利用して日常の課題を解決するための基礎的な知識や技能をまとめていう言葉です。

コンピュータそのものの活用技術の理解である、基礎動作原理、各種機器の扱い、文字入力などの基本的な操作法、ソフトウェアの活用なども含まれるようです。

情報リテラシーと異なるのは、情報リテラシーとは情報の扱いへの基本的な知識や技能を指し、必ずしもコンピュータに限らないという点です。

メディアリテラシーの必要性

情報化社会への対応には不可欠な能力

メディアの情報は、受け取るときも発信するときもいずれにしても、主体的な関わりが必要になります。

そのとき、受け取った情報の真偽を見極められなかったり、悪用されて、事件に巻き込まれたりしては大変です。

メディアに対して主体性を確立することは、現代社会で生き抜くための必須条件となっているのではないでしょうか。

テレビ、映画、出版物などのメディアが伝える価値観やイデオロギーを、主体的に見分ける力が必要なのです。

情報そのものの変化

新聞、雑誌、テレビといった既存のマスメディアに加えて、ネットを介した、情報が当たり前のように届くようになってきました。

さらに、ブログやSNSなど、新しいメディアも急速に普及し、情報全体の中で無視できないところまで来ています。

そのような、メディアの特性を理解し、そういった情報への読み書きの能力が求められるようになってきているわけです。

そして、そういったメディアによってもたらされる大量の情報を主体的に受け止め、さらに発信すること、情報の影響を予測し、トラブルを回避することも重要です。

インターネット社会がゆえの悪意や犯罪が存在していることや、セキュリティの重要性もリテラシーの一部として重要です。

情報の質を見抜く力

メディアに紛れ込む、悪意と無駄

インターネットと新聞、テレビ、ラジオ、雑誌など、メディアの発信する情報の量は莫大で、中には、悪意や無駄が大量に存在します。

急激な変化によって、グローバル化がすすみ、生活の利便性が増していますが、裏には、情報被害や犯罪の誘因といった負の要素も見逃してはいけないのです。

そういった、真偽を含め情報を見極めること、選択して活用すること、自らが発信するときも価値のある情報をだせること、そういったものがメディアリテラシーなのです。

さらに重要になる発信者としてのメディアリテラシー

いまや、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムといた、SNSやブログのようなもので、簡単に情報発信ができるようになりました。

そのなかで、特に気をつけなければならないのは、自分では気付かないうちに、誤った情報の拡散に加担している場合があることです。

また、不適切な情報公開や不用意な発言で他人に危害を加えるといった、トラブルが後を絶たないのが実情なのです。

中には、そういったメディアの情報を悪用して、詐欺行為などを繰り返すものも、犯罪集団として存在するのも事実です。

そういった、メディアにおける情報発信の影響やトラブルを予測、回避する能力もメディアリテラシーの重要な側面だと言えそうです。

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