薄利多売、っていう言葉、スーパーマーケットやコンビニの商売のイメージが強いかな、と思います。
要するに、商品一つ一つの利益は少ないけれど、たくさん売るので全体の利益は増えるということですね。
ネットビジネスでいうと、アドセンスなんて、まさに薄利多売をそのままやっているみたいで。
クリック単価が10円としても、1万円稼ぐためには1000クリックしてもらわないといけないわけで、そのノウハウはあるにせよ、恐ろしい数です。
1000クリックしてもらうためには、サイトに来てもらう訪問者の数は何人になるのか、気が遠くなりそうです。
まあ、この数字のレベルになると、お客さんの顔を想像していては追いつきません。
そうなると、必要なのは、データです。
訪問者のうち何人がクリックするか、クリック率を上げるにはどうすればいいか、といったことを考えることになっていくようです。
どんな訪問者にどんな記事を書いて、と考えることはあっても、それが個人の顔には結びつくことは難しいと思います。
さて、ボクが今一番力を入れているのは、パソコン転売です。
ここでは、全然様子が違ってきます。
まず、一台売れたらどれだけの利益が出るか、ということですが、たとえば、利益率という数字で考えましょう。
パソコンを仕入れて、必要な部品を加えて、送料や税金を加えて、それに対して、売れた価格から出てくるのが利益率です。
たとえば、10000円で仕入れて、送料、付属品等を加えて、必要額は12000円だったとします。そのパソコンが18600円で売れたとすれば、利益は6600円です。すると、利益率は6600÷12000×100=55%になります。
それくらいの利益は簡単に出ます。
逆に一台でそれだけの利益が出るので、そんなに多くの台数をさばく必要もないことになるんですね。
自分が欲しいな、稼ぎたいな、と思っている額から逆算して、どれくらい在庫を持って、月に何台くらい販売して、トータルでどれだけの利益を上げていったらいいのか、一台ずつの結果がわかりやすいんで、計算できるわけです。