先日も、スーパーマーケットに
車が突っ込んで何人か怪我をしていました。
運転していた人は63歳。
バックして駐車場から出ようとした時
他の車にぶつかってしまい、
そこから、猛スピードで前進して、
スーパーマーケットに突っ込んだとか。
買い物をしていた、お客にぶつかって
二人が怪我をされていました。
人間、慌てると、
正常な判断ができなくなります。
また、判断以前に、
焦りが突発的な行動を引き起こします。
これは、人間なら、普通のことなんです。
踏み間違い事故が、高齢者に多いのは
それだけ、機敏な動きができず、
自分の中で焦りが増幅されるからです。
自動運転技術がどんどん発達しています。
究極は無人運転でしょうが、
最も求められている技術は、
事故を防ぐための技術ですね。
先程の踏み間違い事故を防ぐために、
自動ブレーキと、アクセルを急に踏んだ時に
エンジンが停止するものが普通です。
この仕組みを搭載しているだけでも
万が一踏み間違い事故はほぼ防げるでしょう。
もちろん、居眠り運転防止技術や、
突然気を失った時などに、
スピードを落として、安全なところへ
動かして止める、といった優れものも
今後はスタンダードになっていくでしょう。
でも、まず、先程の自動ブレーキと
エンジン停止機能は、すぐにでも普及させてほしい。
なぜなら、命が失われる可能性が
とてて高いからです。
免許更新の際に、さまざまな工夫をするのも大切ですが、
その工夫に、高齢者の自動ブレーキ車限定免許、という
制約をかけるのはどうでしょうか。
新しい車を買う余裕がない人は
どうするのか、という意見も出そうですが、
それを忖度することで、また事故が起こって
人の命が失われた時、どうにもできないでしょう。
車は贅沢品なんです。
だから、それを利用するには、
それなりの経済的余裕が必要なはずですね。