今日の話は、ひょっとしたら、
反対意見が多くいるかもしれないです。
それは、介護や保育という人の世話をする仕事。
ぼくは、この二つの仕事こそが
男女差別をなくし、ジェンダー平等を手に入れる
鍵を握っていると思います。
それは、この二つの仕事の歴史を見たときに
見えてくることがあるからです。
子育てと年寄りの世話。
この二つは、ずっと、家庭にいる
女性の役割とされてきたものです。
そして、この役割を背負ったが故に、
社会的な自立、経済的な自立を
阻まれてきたのが事実じゃないでしょうか。
ところがです。
ところがです。
保育園に入れずに、自分で育てたい。
気持ちはわかります。
でも、あなたの社会的自立、経済的自立は
どうなったのでしょう。
旦那の稼ぎがあるから、問題ないって?
それ、ジェンダー平等じゃないよね。
最初の前提がボタンのかけ違いからスタートしています。
いつまでも、日本独特の自己責任社会から
脱却しないと、いつまでも解決しないでしょうね。
保育と介護はプロに任せて、
みんなで豊かな国を作ろう。
ぼくの妄想ですが、
・消費税を35%にして、保育から教育、介護、医療全て無料にする。
・日本を道州制にして、国と同等の権限を与える。
なんてことを実現しようという政党はありますか。