この時期になると、沖縄戦や
原爆のことなどがよく報じられます。
8月6日のヒロシマ、8月9日のナガサキは
やはり特別な重みがありますね。
ぼくは40年間中学校で教師をしてきたので、
いろいろなところへ修学旅行に行きました。
どれも思い出が残るものでしたが、
長崎は中学校で初めての旅行だったので、
やはり、印象は強く残りました。
それから、長崎、広島、沖縄と
各地の平和に関する場所を
訪れる機会がありました。
この仕事をしなかったら、
多分、こんなに体験することは
なかったでしょうね。
そして、やはり強く思ったのは、
修学旅行で、子供たちに
平和について学習する機会を
作ろうとする、教師のいること。
なぜ、そこまでしてやろうとするのか。
それは、日本の将来を作る若者が
平和について学ばないことが
どれほど怖いことか、と思っているから。
これだけでも、教師に余裕がないと
子供にとってはマイナスだと思いませんか。