パソコンをセッティングして、出品した時点から、商品としてネット上に並べたことになります。
このパソコンはこんなところがいいな、といろんな思いを持って出品しますが、見る人は少し違うんですね。
多くの人は眺めてるだけ
どんな人が買ってくれる人か想像する
例えばの話です。
商店街を多くの人が歩いています。その中には、様々な人がいます。
そこに、惣菜のお店があり、自分のお店とします。
商店街を歩く人のうち、惣菜屋に関心を持つ人はどんな人でしょう。
逆に、絶対に店に入ってこない人もいます。
ここで、商売としてもっとも相手にするべきは、「今日の夜のおかずを惣菜屋で買いたい」と思っている人です。
次に、「おかずを作るの面倒だし、総菜屋もいいかな」と思う人です。
その次は、「惣菜屋のおかず、いつか買いたいから、調べよう」という人。
その次は、「どんな料理を売ってるのかな」と興味を持った人。
この辺りまでは、十分考慮すべき人たちです。そして、今日、おかずを買ってくれるのは、1番目、ひょっとしたら2番目までです。
しかし、将来のことも考えて、3番目4番目のお客も大事にすべきです。今日買わないからと、軽んじていては、商売は成り立ちません。
店の作りや飾り付けが悪いと、1番目のお客すら通り過ぎてしまいます。4番目の人まで、興味を持っていただけるように、見かけを大切にすることも大切なんですね。
いくら頑張っても、買う人は少数
その少数のために、多数に見せる
少数の人が買う人で、その人との出会いが儲けにつながることになります。
あくまでも、今の儲けは、その少数の人のおかげです。
いくら多くの人に見てもらおうと、頑張っていろいろな手立てをして、お店の前に立ち止まる人が増えても、それが直接儲けにつながるとは限らないのです。
しかし、逆のことは大切なんです。
要するに、多くの人に見たもらおうと努力をしないと、その少数の人たちを逃してしまうんだということです。
いろいろ考えるのが楽しい
商売は、売るんじゃなく、買ってもらうこと
パソコン転売は、商売の規模としては、超零細企業になりますが、それでも、物を売る仕事、商売の真髄は変わりません。
それは、仕入れたものを横流しして、その差額を手に入れる、というような感覚で取り組むと全く違う世界に行ってしまうのですね。
これは、れっきとした商売なんだときちんとした考え方を持つことが、結局、やり方の方にも影響してくるのではないでしょうか。