「人生山あり谷あり、って本当に的を得てるなと思うことがよくある。うまくっている時なんて長く続かず、突然のように谷底に突き落とされる。ビジネスだって、人間関係だって、山あり谷ありで、悪いことは長く続かない、と思って、気を入れ替えて、次のことを考える、そうするといつか山が来るものだ。」
上手く行ってる時が、いつまでも続けないという話はよく聞きます。
順風満帆だと思っていたら、突然の病気で大変な状況になったとか、調子良くできていた仕事が、取引先の倒産で歯車が狂ってしまったとか、世の中を探せばそんな話はごろごろしていると思います。
逆に、上手く行ってない、と思っていたのに、少しずつ頑張っているうちに、そのうち風向きが変わってきて、調子が上がってくるということもあるでしょう。
平坦な状態がずっと続くなんて、絶対にありません。
健康だって、家庭だって、人間関係だって、仕事だって、国の政治だって、山あり谷あり、なんです。
谷だと思って落ち込んでいたら、谷の状態からなかなか抜け出せません。少しでも上向の努力を続けたら、そのうち道がひらけてきて、山に向かうこともある、ということでしょうか。
さらに、気をつけないといけないのは、「奢れるもの久しからず」で、山の状態に気を許してしまって、油断が生じ、ちょっとしたきっかけで、ガーンと谷底に突き落とされる、なんてことものあるわけです。
大丈夫だと思って、安全に対しての配慮が少し欠けてしまった瞬間に、事故が起こるというのも、起こらない、と言い切ることはできませんね。
山にあっても、谷にあっても、「気持ちをしっかりと入れ替えて、何が起こっても対処する」と思うこと、これは、昔から変わっていない、心掛けの肝だと思います。