最近、地方に移り住んで、
そこで仕事を始めたり、
今の仕事をネットを使って
テレワークを活用したりで
頑張っている人の話が
テレビで報道されたりします。
確かに、人が大都市に集中してしまって
仕事も、学校も東京一極集中のような状態です。
23区と横浜市を合わせると、
1300万人ほどになるそうです。
物価も高いし、家賃も高い。
通勤ラッシュもひどい。
いろんな理由はあるでしょうが、
地方を選択した人が増えてきている
と言うのはいいことだと思います。
しかし、考えてみてください。
移住でうまくいった人は、
ほんのわずかなんです。
大半の人は、今の生活を続けています。
そして、経済的な理由や、仕事のことが原因で、
移住などの選択を考えられない人が
大半なんです。
もし、ネットビジネスで
生活するに足るだけの収入があれば、
日本全国、どこにいても同じです。
一番住みたいところで、
一生楽しく生活できます。
ただし、ここで要注意です。
ネットビジネスで成功する人は、
これも、ほんのわずかなんですね。
こうなると、結局のところ、
苦しい実情から抜け出せない人が
かなりの割合で存在している、と言うのが
日本の現状だと言えそうです。
都会の方が仕事も多いし、
アルバイトや派遣で生活するにも
選択肢が多いのが実情です。
そうやって、結局、泥沼から抜け出せなかったり、
ぬるま湯にどっぷり浸かったりで
現状から、変わることがない、という
現実があります。
これを、なんとかしたい、と思っているのか、
これでも一生懸命やってるんだから、
仕方ない、と思っているのか。
いろいろなことが複雑に絡んでいるので、
人のことをとやかく言うのはやめた方がいいかもしれません。
きっと、どこかに出口はあるのでしょうが、
その出口を見つけて、脱出できる人は
これもわずかなんでしょうね。