<いいかい、これは若いうちにやっておかないと後悔する。趣味というのはね、若いうちにいっぱい種を蒔いておくんだ。その中で、しっかり芽を出して、成長したものを大切に育てる。ひとつなんて言わずにいくつでもいい。人に自慢するためじゃない、人生の最終コーナーは趣味のあるなしで景色が変わるぞ。>ツイート文
趣味もいつかできると思っていないでしょうか。仕事が趣味だなんて思っているうちに、どんどんどんどん歳をとっていくものです。
趣味をする時間がない、と思っているうちに、本当に取り返しのつかないことだったんだと言う事が、ずっと後になってからわかる、そんなものなんですね。若いうちには、少しでも時間があれば、そこで趣味のもとになるようなものをいくつか育てていくことが大切です。
自分は下手だから、とか、自信がないからといって行動に移さなければ、何も起こらないのです。少々無理をしてでも、趣味のための時間やお金を作り出すべきです。これは多ければ多いほど良いです。そして、それがいつの間にか、これだなと思えるものに成長していく。そしてある時期に来たときに。この趣味を大切にしようと思えるようになります。
初めからこれだと思っても続かなかったら何もなりません。続けてこその色合いというものが人生には確かにあるのです。
人生100年時代と言われていますが、最終コーナー、70歳を過ぎてから、趣味のない人生がどれだけ寂しいものか、想像してみてください。結局、ギャンブルやお酒といった、刹那的な享楽にしか喜びを見出せないという場面を想像してみてください。
想像力は重要です。今は、種すら蒔いていない状態だとしても、まず、種を蒔きましょう。そして、芽が出て、ちょっとずつ育てていけば、これは将来何とかなりそうだな、と思えるものに育ちます。それがいくつかあれば、いいんです。想像してみましょう。自分の老後を楽しくしてくれる、趣味がいくつか育っていく、そんな姿を。