<「もうええわ」「なんとかなる」投げやりな選択の結果、とんでもない事態になった人がどれだけいるだろうか。なんともならないことは、結果が出てみないとわからないことが多いけど、最悪の事態を想像できないのは、なんとも悲しい能力不足かもしれない。>ツイート文
何事も、始めた頃や、伸び盛りの時はやる気に満ちているものです。
しかし、長い時間の間に、次第に、やる気はしぼんでいき、心の中に、もうやめたらどう?という悪魔の囁きが響き始めます。その時に、ここでやめてどうするの、という天使の声は徐々に小さくなってきたりして、やがて、思うんですね。
もうええ、なんとかなるやる。この選択に至る時は、ほとんどの場合、頑張ろう、なんて思えない状態でしょう。しかし、その選択の結果、とんでもない事態になった人も多いのです。
仕事を失ったり、大事な人が去ってしまったり、場合によっては、金銭的な損失に繋がったりと、なんとかなると思っていたのが、全く別の事態に陥ってしまったという例が多いのです。
確かに、時間と共に、不安が増し、このまま続けても大丈夫なのか、と思うのはあるでしょう。また、やめた方が最悪の事態を避けることができる、と言った懸命な選択もあるかもしれません。
考え抜いた末の選択だったら、そこからの再生に道もありえるでしょう。しかし、感情的に撤退の道を選んでしまった時に、失ってから後悔先たたずのパターンが多いに違いありません。
継続は口先だけでできることではありません。最も需要なのは、続けた先に何を手に入れるかです。そこをしっかりと見据えた上での継続のスタートでないと、目標に対しての想いが弱いぶん、挫折する可能性も大きくなるのではないでしょうか。
続けてこその結果だということを、本気で今の自分に当ては得るとすれば、まず、この道の先に何を手に入れるつもりか、今一度思い直してみることですね。