無趣味なもんで、とか、
忙しくて、趣味を作る暇がなくて
とか
そうやって、時間が過ぎていって、
気がついたら、ほんと、60代になるものです。
そこからさあ、始めようと言うのを
「六十の手習」って昔から言います。
それでもいいんですよ。
でもね、って少しばかり苦情を言えば、
やはり、趣味として楽しめるかどうかは、
それに対して向き合った時間が必要なんです。
音楽、美術、工芸、スポーツ等々。
どれも、レベルがピンからキリまであって、
どのレベルを自分のものとして考えるかも
結構重要なんですね。
遅く初めて、あまり時間をかけていないと
レベルが低過ぎて、
「こんなんじゃ楽しめない」なんて思うようなら、
そう言うことなんでしょう。
楽しむためには、それなりのレベルが必要です。
それと合わせて、体の健康、お金、もちろん時間もです。
そんなに、練習をしなくても楽しめる趣味もありますから
それを選ぶのも一つです。
しかし、大半のものは、練習が必要でしょう。
このレベルでも、こんなふうに楽しめるんだ、と
自分で感じたら、もうスタート準備OKです。
できたら、若いうちから、少しずつでもやってみて、
いずれはもっと楽しめるようになりたいな、と
自分なりの願望が持てたらもう、大成功ですね。