さくらんぼ狩りで思い切り、さくらんぼを食べたい
さくらんぼ狩りなら高級品もいっぱい食べられる
初夏に旬を迎えるのがさくらんぼです。桜の実ですが、ふだん目にしている桜にはサクランボはできませんね。
実際に、さくらんぼが収穫できる品種は限られています。また、実が熟すと鳥の害に襲われるので、きちんと管理された所でしか収穫できません。
そんな高級品としても知られる真っ赤な果実を心ゆくまで食べたい、と思う人はきっと多いでしょう。
さくらんぼ狩りで大満足
気持ちも盛り上がって、最高の気分
さくらんぼを思い切り食べたい、そんな願いを叶えてくれるのは「さくらんぼ狩り」ですね。
ただ、どこで、どうやったら楽しめるのか、家族で行くのにピッタリの農園はどこか、などと、いろいろと知りたいことが出てきます。
また、さくらんぼ狩りを楽しむためにはコツがあります。おいしいさくらんぼを見つけるのもしっかりと前調べが必要です。
さくらんぼ狩りのシーズンは?
さくらんぼの品種で変わる食べ頃
さくらんぼの旬は、一般的に春から初夏です。しかし、栽培方法や地域、品種によって食べ頃は違ってきます。
そういうわけで、さくらんぼ狩りの楽しみ方もまた時期によって変わってくるわけです。また、温室ハウスや露地栽培の雨よけハウスがある農園がベストです。
なぜかというと、さくらんぼは雨に濡れると実が割れてしまう、とてもデリケートな果物なんですね。雨天時でも濡れることなくさくらんぼ狩りが楽しめるわけです。
ハウス栽培なら服装は、普段着でOKです。ただし脚立やはしごに登って実を採るので、動きやすい服装や、滑りにくいシューズが必要です。
ちなみに、さくらんぼの持ち帰り防止のため、カバンやウエストバッグなどはハウスに持ち込めない農園が多いみたいです。
驚きの品種のさくらんぼ
多品種のために収穫期間が長くなる
さくらんぼの品種は、世界中で2,000種以上もあるそうです。また、日本国内だけでもさまざまな品種が栽培されています。
多くの品種を栽培することによって、収穫時期が長くなり、農園の営業期間も長くなると言うわけです。
いろいろな品種の収穫時期と特徴
豊錦
収穫時期は5月末~です。収穫初めは酸味が強く、後半は酸味がなくなって美味しくなりますが、果肉も柔らかくなります。ある程度熟してからの方が美味しいでしょう。
紅さやか
収穫時期は5月末~です。熟すにつれ紫黒色になります。少し小粒です。紫黒色になれば美味しくなります。
早生佐藤錦
収穫時期は6月初旬~です。佐藤錦の早生種です。甘くて美味しい品種ですが、熟すと甘過ぎて喉が渇いてしまいます。
花駒
収穫時期は6月初旬~です。早生のさくらんぼで粒は大きく果肉も柔らかいため大粒のさくらんぼを食べている様な感じがしないそうです熟してからが美味しい品種です。
香夏錦
収穫時期は5月末~です。佐藤錦と高砂を掛け合わせてできた品種です。適度の甘み、酸味があって、美味しいのですが、果肉が柔らかいでしょう。
高砂
収穫時期は6月初旬~です。収穫初めは酸味が強いのですが、熟すにつれて酸味がコクに変わってきます。濃厚な味わいがとても美味しい品種です。
富士あかね
収穫時期は6月中旬~です。果肉は少し硬めですが、甘みと若干の酸味があります。少し熟してからの方が美味しいようです。
正光錦
収穫時期は5月末~です。適度の甘み、酸味があります。少し果肉が柔らかい品種です。
山形美人
収穫時期は6月上旬ごろです。形、味、大きさなどは『佐藤錦』とほぼ同じですが佐藤錦より収穫が早く、紅色が濃いのが特徴です。
佐藤錦
収穫時期は6月中旬~7月上旬です。さくらんぼといえば『佐藤錦』ですね。甘みと酸味のバランスが良く、果肉はやや柔らかめです。
ナポレオン
収穫時期は6月下旬~7月上旬です。ハートの形をした可愛らしいさくらんぼです。食感がパリッっとしていて、完熟前は酸味が強いが、完熟すると濃厚な味になります。
紅秀峰
収穫時期は7月上旬ごろです。酸味が少なく、甘いさくらんぼです。大粒で肉厚で比較的日持ちする品種です。
レイニア
収穫時期は6月下旬から7月上旬です。アメリカンチェリーですが、日本の品種に近い食味が特徴です。果肉は歯ごたえがあり大粒で食べ応えがあります。