糖質制限ダイエット、リバウンドしない方法と効果、成功するレシピ | 新常識発見で気分爽快!

糖質制限ダイエット、リバウンドしない方法と効果、成功するレシピ

糖質を取らないだけでは失敗するダイエット

その先を見越して、食事の改善をする

糖質制限ダイエットは、食事改善によって、体重を落とそうとするものです。要するに、肥満の原因となる、糖質(炭水化物や糖類)の摂取を押さえるわけですが、食事だけでは成功しません。

糖質制限ダイエットは、基本的に摂取カロリーの制限はそんなに必要でなく、糖質のみ摂取量を制限します。それによって血糖値をコントロールするのがねらいです。

やり方さえ間違えなければ、大きな効果が期待できますが、効果が大きいダイエットほど、誤った方法で進めると、反動も大きくリバウンドしやすいといわれます。

間違った方法をしてはいけない

糖質が何かよくわかっていない

米やパンなどの炭水化物、甘いお菓子、ケーキなどは糖質が入っているということが分かりやすいですね。しかし、糖質が多く含まれているのに、気づかず食べているものがあるのです。

練り物や魚肉ソーセージ

つなぎに小麦粉や片栗粉、でんぷんなどが使われています。けっこうその分糖質が高いのです。

春雨

ジャガイモ、サツマイモなどのでんぷんが原料です。当然、糖質は高いですね。

野菜

かぼちゃやたまねぎ、れんこん、ごぼう、にんじんなどには糖質が高いものが多いのです。

ハンバーグ

たまねぎやつなぎのパン粉、ソースなどに糖質が多く含まれています。

揚げ物

これは、衣に小麦粉や片栗粉、パン粉を使っているので、糖質が高いのです。

基礎代謝の低下

ダイエットは、基礎代謝の維持・向上は基本中の基本なんです。ところが、ここに落とし穴があります。糖質制限ダイエットは体を動かす糖質が不足することになります。すると、筋肉の中にあるタンパク質を分解してエネルギーに変えてしまうんです。

これによって、筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝が低下してしまいます。すると、太りやすく痩せにくい体質になってしまって、リバウンドして太ってしまうのです。

添加物の害

人工甘味料が入ったものを選ぶ場合が多くなりますが、そういった人工甘味料は血糖値を上昇させてしまい、味覚が鈍って、濃い味しかわからなくなります。そして、結果的には太ってしまいます。

さらに、濃い味しか分からなくなると、塩分の摂取が多くなるのです。そうなると、調味料から糖質を多く摂取してしまう可能性が増えます。

また、食品添加物を摂取すると、身体に不必要な添加物が多く入ります。それを分解するために消化酵素が無駄に使われるんですね。その結果、細胞が老化して太りやすく痩せにくくなるというわけです。

糖質制限に適した食品を知る

低糖質の食品とは?

低糖質の食品にはどのようなものがあるのか、知っておきましょう。

・肉類:ロース、ヒレ、ムネ、モモなど
・魚類:あじ、しらす、まぐろ、あさりなど
・乳製品:チーズ
・野菜類:キャベツ、レタス、白菜、きゅうりなど

糖質制限のおやつとは?

糖質制限ダイエットを行うと、おやつが選びにくく、ストレスが溜まります。そこで糖質制限でも食べられるおやつを探すことも重要です。

・ヨーグルト:無糖ヨーグルト
・ソイジョイのピーナッツ味など
・カロリーコントロールアイス
・サラミ、あたりめ、イワシチップス、チー鱈など

ライザップを見本にしよう

本格的な糖質制限ダイエットから学ぶ

ライザップの食事指導は、糖質制限ダイエットが基本になっています。もちろん、トレーニング等の運動も重要です。

三大栄養素はどんな割合で取るか

・糖質(炭水化物):摂取しません
・タンパク質:積極的に摂取します
・脂質:控えます

食べて良い食材

鶏ササミ、皮無しの鶏ムネ肉、脂身をカットした豚ヒレ肉、マグロ、カツオ、タラ、エビなどの脂質の少ないもの

食べてはダメな食材

ご飯、モチ、パン、麺類、ジャガイモ、サツマイモなどの糖質が多いもの

食事の量のコントロール

食事の量について、3食の順番が決められているんです。食事を多く摂取して良い順に、昼>朝>夜の順になっています。

食事の量は、昼をメインにします。朝と夜は少な目にするのだそうです。夜はカロリーの消費が少ないので、最も少ない量にします。

食事を摂るタイミングも注意

最も食事に注意しなければならないのは夜の食事です。21時以降は摂取禁止、18時くらいから食べ始めて20時までには夜の食事を済ませます。

糖質制限ダイエットのイライラの原因は?

糖質制限食で抜かなければならないのは砂糖などの甘いものではありません。それはお米やパン、麺類などの主食なんですね。今まで食生活の中心だった主食を抜くのはとても大変な訳です。

ご飯などの主食を抜いてしまうと、やはり味気ないもの。ちょっとくらいいいだろうとやはりだめだという気持ちに挟まれてイライラするわけです。

また、料理パターンが少なくてイライラしてしまいます。糖質制限ダイエットをすると、肉、卵、チーズ、野菜が食事のメインになるので、味付けは塩コショウで焼くだけ。味がワンパターンになるわけです。

そんな食生活がこれからも続くのかと思うと、とてもイライラしてしまうわけです。

また、食生活から急に糖質を抜くと、最初は体がエネルギーをうまく作れずに、パワーが出ません。本当に糖質を抜いて大丈夫かという気持ちもあって、イライラしてしまうんですね。

このイライラを根本的になくすために必要な考え方は、エネルギーを脂質代謝に切り替えることです。

糖質代謝が脂質代謝に切り替われば、細胞のミトコンドリアが脂肪を燃やしてエネルギーに変えてくれます。

いずれ糖質制限がうまくいくと、いままでよりも少ない食事量でも満足感が得られるようになります。

また、食事からの満足度は噛むことによっても増します。食事はかき込むのではなく、ゆっくり噛んで食べることも重要なんです。

そして食事の満足感もあがり、また代謝も上がっていく好循環が生まれるはずです。